村末 勇介 (ムラスエ ユウスケ)

Murasue Yusuke

写真a

職名

准教授

科研費研究者番号

10782344

ホームページ

http://murasue.style.coocan.jp/

現在の所属組織 【 表示 / 非表示

  • 専任   琉球大学   教育学研究科   高度教職実践専攻   准教授  

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 鹿児島大学 -  修士(教育学)  教育学

職歴 【 表示 / 非表示

  • 2016年04月
    -
    継続中

      琉球大学 大学院教育学研究科 准教授  

所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  • 2010年09月
    -
    継続中
     

    九州体育・スポーツ学会

  • 2018年04月
    -
    継続中
     

    日本思春期学会

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 学級経営,生活指導,保健指導,性教育

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 教育学

主たる研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • 学級経営

  • 生活指導

  • セクシュアリティ教育

論文 【 表示 / 非表示

  • 「生命(いのち)の安全教育」を性教育として展開するために-「指導の手引き」の検討を通して-

    村末勇介

    琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻紀要 ( 琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻 )  7   47 - 61   2023年03月

    掲載種別: 研究論文(大学,研究機関紀要)

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    2020年6月に政府の性犯罪・性暴力対策強化のための関係府省会議において,「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」が決定され,2020年度~2022年度の3年間が性犯罪・性暴力対策の「集中強化期間」とされた。学校現場においての「生命(いのち)の安全教育」は2023年4月から本格的にスタートとなる見通しである。本稿では,性犯罪・性暴力対策のためには,そもそもの「性」に関する学習保障のための「性教育」が必要不可欠であるとの認識から,「生命の安全教育」 を性教育として展開していくための課題を,文部科学省による「指導の手引き」の分析から導き,その実際の活用の視点について整理した。その際,具体的な実践展開に向けての養護教諭の性教育への問題意識,および解決策の手がかりとしての具体的実践について取り上げた。

  • 「考えを形成し、深める力」を育む文学の授業の探究-象徴を推論する力に注目した「モチモチの木」の授業-

    諸喜田 峰子、村上 呂里、村末 勇介

    琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻紀要 ( 琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻 )  7   75 - 95   2023年03月

    掲載種別: 研究論文(大学,研究機関紀要)

     概要を見る

    2017(平成 29)年小学校学習指導要領「国語」の各領域では,「考えの形成」が位置づけられた。これを受け,本研究は「考えを形成し,深める力」を育てる文学の授業の在り方を解明することを目的とする。文学の授業では,文学ならではの作品の仕組みとの対話に根ざし,考えが形成されると考えられる。本研究では,小学3年生「モチモチの木」を教材とし,象徴語として「モチモチの木」の意味を推論する力に注目して授業を行った。「モチモチの木」は,山に住む人々,じさま,豆太の願いと密接につながる存在である。舞台設定への共感,登場人物への共感など作品との対話を丁寧に仕組むことで教室での対話が活性化され,学級全員が「モチモチの木」にこめられた意味を書くことができた。象徴語を推論し,意味づける力は,全連関的な読みのプロセスで生まれ,〈いのちのつながりや再生〉と深く結びつくイメージ体験とセットで育まれることを明らかにした 。

  • 教職大学院の共通科目「学級経営の実践と課題」で取り上げた鈴木孝雄の実践についての検討-鈴木孝雄『学級文化活動と集団づくり 学級新聞“ブタとアヒル”の物語』を基に-

    白尾 裕志,村末 勇介

    教科外活動と到達度評価 ( 全国到達度評価研究会 教科外教育分科会 )  ( 23 ) 10 - 19   2022年12月

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

  • 脳性まひ児の書きことばの学習による「世界づくり」に関する研究-教師の聞き書きによる代筆支援の取組みを通して-

    船越裕輝、村末勇介

    琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻紀要 ( 琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻 )  6   97 - 114   2022年03月

    掲載種別: 研究論文(大学,研究機関紀要)

     概要を見る

    脳性まひのあるA(小3)は,身体に障がいがあるため書字や読書が難しかった。しかし,会話をすることは可能であり,話をすることが大好きであることから,教師が聞き取ったAの「話しことば」を「書きことば」に変換する代筆支援という形で日記文や作文,感想文,手紙文等を書く実践に取り組んだ。年間を通し継続して行っていく中で話しことば自体にも変化が見られ,読み手や他者を意識した文章も書けるようになる等,A自身の「世界づくり」にとっても影響をもたらした。本研究においては,代筆支援によって生まれたAの文章を元に,Aの内面的な成長を発達的視点から考察することで,書きことばの学習の意義を明らかにするとともに,代筆支援の取組みにおいて留意すべき視点と課題とを整理した。

  • 「がん教育」の展開に向けた実践的課題-小学校6年生における「いのちの授業」の実践分析を通して-

    村末勇介

    琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻紀要 ( 琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻 )  5   79 - 92   2021年02月

    掲載種別: 研究論文(大学,研究機関紀要)

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    2020年より,教育現場でのがん教育が制度上本格的にスタートすることになった。だが,新型コロナウイルス感染症の拡大のタイミングとも重なった現在,学校ではそのことを考えるゆとりさえ奪われている。国民の2人に1人が罹患し,3人に1人の死亡原因となっているがんについて知ること,そしてそのことを通して「いのち」について考えることは,本来ならこの混乱期における重要で有効な教育実践となり得るものである。そこで,本論では,現在とり組まれているがん教育実践の特徴と課題を押さえた上で,筆者が長年とり組んできた「いのちの授業」実践を分析することで,がん教育を積極的に展開していくための課題を,①がん教育における子どもの学びの必要性,②がん教育の実践主体の問題,③がん教育における「死」の位置づけという3つの視点から整理した。

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著書 【 表示 / 非表示

  • 「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」活用ガイド : 包括的性教育を教育・福祉・医療・保健の現場で実践するために

    浅井 春夫 , 谷村 久美子, 村末 勇介, 渡邉 安衣子 ( 担当: 編著 , 担当範囲: まえがき、4、あとがき )

    明石書店  2023年08月 ( ページ数: 276 ,  担当ページ: p.56-5 )

  • からだの権利教育入門 幼児・学童編 生命の安全教育の課題を踏まえて

    浅井春夫、艮香織、浦野匡子、松﨑利香、三宅美千代、村末勇介 ( 担当: 共著 , 担当範囲: 第3章 何を教えるか・どのようにすすめるか【小学校編】 )

    子どもの未来社  2022年12月 ( ページ数: 187 ,  担当ページ: p.33 )

  • 沖縄子ども白書2022

    上間陽子、川武啓介、北上田源、島村聡、二宮千賀子、山野良一、横江崇、村末勇介 他 ( 担当: 共著 , 担当範囲: 大学生の「性教育履歴」性教育バッシング後の特徴 性的発達を支える人権・科学教育を )

    かもがわ出版  2022年08月 ( ページ数: 311 ,  担当ページ: p.8 )

  • 子どもの“いのち”に寄り添う仕事-教室で物語が生まれる-

    村末勇介 ( 担当: 単著 )

    エイデル研究所  2021年12月 ( ページ数: 207 )

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    日々ブラック化していく学校現場で課題にぶつかり立ち止まりながら、小学校の教員としてが子どもたちと一緒に教室で創り出してきた大小様々な“いのち"をめぐる物語。心もからだも成長する子どもたちへ“いのち"を中心に据えた教育実践でエールを送り続けた著者の集大成。

  • 鹿児島子ども研究センターブックレット 新子どもの願いを真ん中に~鹿児島からの発信~

    愛好明美,内山仁,大平政徳,川野恭司,黒川久美,村末勇介,他7名 ( 担当: 共著 )

    南方新社  2019年12月 ( ページ数: 109 ,  担当ページ: p.22 )

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MISC(その他業績・査読無し論文等) 【 表示 / 非表示

  • まずは、ここから始めてみては?~教科書教材からの小学校社会科・性教育実践~

    村末勇介、五代孝輔

    季刊セクシュアリティ ( エイデル研究所 )  ( 109 ) 38 - 45   2023年01月

     

  • 教師が子どもと創る性の学習

    村末勇介

    教育 ( 旬報社 )  ( 920 ) 13 - 18   2022年09月

     

  • コラム心に残った号 №61「見落とさないで!『性的いじめ』」

    村末勇介

    季刊セクシュアリティ ( エイデル研究所 )  ( 100 ) 52 - 53   2021年04月

     

  • 図書紹介「包括的性教育-人権、性の多様性、ジェンダー平等を柱に」

    村末勇介

    季刊セクシュアリティ ( エイデル研究所 )  ( 101 ) 175 - 175   2021年04月

     

  • 「学校」の意味を問う独自の学びの場を記録-「あこがれの空の下~教科書のない小学校の一年~」

    村末勇介

    週刊金曜日 ( 株式会社金曜日 )  28 ( 47 ) 54 - 54   2020年12月

     

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科研費獲得情報 【 表示 / 非表示

  • 荒れる子どもを理解し受容する多様性を認める学級づくり

    基盤研究(C)

    課題番号: 21K02529

    研究期間: 2021年04月  -  継続中 

    代表者: 丹野清彦  研究分担者: 村末勇介、杉尾幸司

    直接経費: 3,200,000(円)  間接経費: 960,000(円)  金額合計: 4,160,000(円)

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    本研究は,「荒れる子どもを理解し受容する多様性を認める学級づくり」のための指導プログラム開発と実践を目的に行う。子どもたちの荒れや児童虐待,不登校などが顕在化している沖縄県の小学校をフィールドとして,①「研究協力校での学級経営の記録・解析」,②「分析結果を活用した指導プログラムの開発と実践」,③「ICTを活用した自由参加型の研修会の開催」,④「モデル化した実践結果の公開」を行い,激変する社会から取り残される子どもたちと,荒れる子どもたちを前に苦悩する教師を救う取り組みを行うものである。

  • 途上国支援が体育科の実行カリキュラムに及ぼす効果に関する事例的研究

    基盤研究(C)

    課題番号: 20246409

    研究期間: 2020年04月  -  継続中 

    代表者: 鐘ケ江 淳一  研究分担者: 海野 勇三,黒川 哲也,村末 勇介

    直接経費: 3,300,000(円)  間接経費: 990,000(円)  金額合計: 4,290,000(円)

SDGs 【 表示 / 非表示

  • セクシュアリティ教育 国際教育支援

担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 2020年度  生活指導・生徒指導の実践と課題  講義

  • 2020年度  学級経営の実践と課題  講義

  • 2020年度  活用力としての教科外活動  講義

  • 2020年度  積極的生活指導・生徒指導  講義

  • 2020年度  いじめ問題への対応と課題  講義

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学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示

  • カンボジア教育支援活動

    SPLEA 

    2023年08月
     
     

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    カンボジアにおける教育支援活動(実踏調査・支援活動)

  • “人間と性”教育研究協議会・第42回 全国夏期セミナー鹿児島大会(シンポジウム)

    “人間と性”教育研究協議会 

    2023年08月
     
     

  • 金武町立金武小学校6年生出前授業(性教育)

    金武町立金武小学校長 

    2023年07月
     
     

     概要を見る

    小学6年生に向けた性教育授業

  • 沖縄県教育センター・養護教諭中堅教諭等資質向上研修

    沖縄県総合教育センター 

    2023年07月
     
     

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    講演:性に関する指導について(生命の安全教育を含む)

  • 長野県養護教諭サークルこだまの会

    長野県養護教諭サークルこだまの会 

    2023年07月
     
     

     概要を見る

    講演:なるほどそれでいいんだね。子どもと創る“からだの権利学習”-小学校編-

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メディア報道 【 表示 / 非表示