論文 - 杉尾　幸司

琉球列島に生息するシロアリの種類と分布―池原貞雄先生の功績とその後―

杉尾幸司、山田明徳

沖縄生物学会誌   57   73 - 81   2019年10月

掲載種別: 研究論文（学術雑誌）

実験教材「台風を作ってみよう」の開発と授業実践

城間吉貴、城間吉主、古川雅英、杉尾幸司

琉球大学教育学部紀要   95   １ - ７   2019年09月

掲載種別: 研究論文（大学，研究機関紀要）

研究計画書の分析に基づく児童・生徒の研究概念の分類と発達経路

宮国泰史、福本晃造、城間吉貴、杉尾幸司、古川 雅英

日本科学教育学会年会論文集   43   564 - 565   2019年08月

掲載種別: 研究論文（研究会，シンポジウム資料等）

琉球大学GSCプログラム「琉大カガク院」の実践と受講生の成長

城間吉貴、福本晃造、レンゼッティ=アンドレア、宮國泰史、古川雅英、杉尾幸司

日本科学教育学会年会論文集   43   522 - 523   2019年08月

掲載種別: 研究論文（研究会，シンポジウム資料等）

離島を含めた沖縄県における科学才能人材の発掘～琉大ハカセ塾における石垣島からの受講生の事例を中心に～

福本晃造、宮国泰史、杉尾幸司、城間吉貴、古川雅英

日本科学教育学会年会論文集   43   213 - 214   2019年08月

掲載種別: 研究論文（研究会，シンポジウム資料等）

Characteristics of dispersal flight of the Formosan subterranean termite, Coptotermes formosanus Shiraki (Isoptera: Rhinotermitidae) in Okinawa

Sugio, K., Y. Miyaguni,

Japanese journal of environmental entomology and zoology   30 ( 2 ) 63 - 69   2019年05月 [ 査読有り ]

掲載種別: 研究論文（学術雑誌）

対話的な学びを通して道徳的判断力を育成する理科教育の試み

杉尾幸司, 宮国泰史

琉球大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻紀要   3   93 - 104   2019年03月

掲載種別: 研究論文（大学，研究機関紀要）

離島を含めた沖縄県における科学才能人材の発掘～琉大ハカセ塾における石垣島からの受講生の事例を中心に～

福本 晃造, 宮国 泰史, 杉尾 幸司, 城間 吉貴, 古川 雅英

日本科学教育学会年会論文集 ( 一般社団法人 日本科学教育学会 )  43 ( 0 ) 213 - 214   2019年

掲載種別: 研究論文（研究会，シンポジウム資料等）

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<p>琉大ハカセ塾は選抜で選ばれた高い意欲や突出した能力を持つ小中学生に対して科学才能教育を提供している。平成29-30年度の応募者の地域を分析したところ、全体の93.1％は実施機関近郊の沖縄本島中南部地域から，6.9％は沖縄本島北部地域や離島地域からの応募であった。北部・離島地域から応募した９名の内訳は，北部地域（移動時間60～180分）が６名、移動手段として飛行機を用いる必要がある離島地域からは，久米島（大学までの距離は約100km）が１名，石垣島（同、約400km）が２名であった。平均して月2回程度実施されるプログラムへの参加は、多くの時間的・金銭的負担が生じると思われるが，科学才能教育プログラムを希求する小・中学生の存在が明らかになった。また、本研究では、石垣島の中学生１名の例をとりあげ、沖縄県の離島地域における科学才能人材の継続的な発掘・育成の可能性について議論したい。</p>

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研究計画書の分析に基づく児童・生徒の研究概念の分類と発達経路

宮国 泰史, 福本 晃造, 城間 吉貴, 杉尾 幸司, 古川 雅英

日本科学教育学会年会論文集 ( 一般社団法人 日本科学教育学会 )  43 ( 0 ) 564 - 565   2019年

掲載種別: 研究論文（研究会，シンポジウム資料等）

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<p>琉球大学が実施する科学教育プログラム「琉大ハカセ塾」の受講生が提出した，合計113本の「研究計画書」の記述内容を分析することを通して，受講生の研究の指向性と研究概念の発達程度を分類した。いくつかの研究計画書においては，自分の知りたいこと，行いたい実験等についての記述がある一方で，明瞭な疑問文あるいは疑問形の接続詞を欠くなど，「衝動的」な研究概念の段階が認められた。また，疑問の対象とする現象の中身について検討すると，「どうなっているのか」，「どうなるのか」などの疑問の対象とする現象について予測や仮説が立てられていない状態や，「表土の違いにより汚染の状態にも違いがあるのか」や「淡水魚の泳ぎ，ヒレの使い方，つくりは関係があるのか」などの予測や仮説が立てられている疑問形の形などに，分類することが可能に思えた。これらの結果をもとに，児童・生徒の研究概念の発達過程について考察する。</p>

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琉球大学GSCプログラム「琉大カガク院」の実践と受講生の成長

城間 吉貴, 福本 晃造, レンゼッティ アンドレア, 宮国 泰史, 古川 雅英, 杉尾 幸司

日本科学教育学会年会論文集 ( 一般社団法人 日本科学教育学会 )  43 ( 0 ) 522 - 523   2019年

掲載種別: 研究論文（研究会，シンポジウム資料等）

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<p>琉球大学では，科学技術振興機構の支援を受けて2018年度より琉球大学GSCプログラム（琉大カガク院）を実施している。この事業では，傑出した科学技術系人材の育成を目標として，早期から高校生の能力を伸長させる機会を提供している。この教育プログラムによる受講生の成長を把握するため，アンケート調査を実施した。その結果から，予察的な段階ではあるが，琉大カガク院の受講によりもともと高かった受講生の科学に対する意識が多面的に深化する様子を垣間見ることが出来た。</p>

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Damage and ecological characteristics of termite Neotermes koshunensis on Taiwan cherry tree Cerasus campanulata in Okinawa Island

Sugio, K., Y. Miyaguni, T. Yoshimura

Journal of Asia-Pacific Entomology ( Journal of Asia-Pacific Entomology )  21 ( 4 ) 1424 - 1429   2018年12月 [ 査読有り ]

掲載種別: 研究論文（学術雑誌）

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Characteristics of dispersal flight and disperser production in an Asian dry-wood termite, Neotermes koshunensis (Isoptera, Kalotermitidae)

Sugio, K., Y. Miyaguni, I. Tayasu

Insectes Sociaux ( Insectes Sociaux )  65 ( 2 ) 323 - 330   2018年05月 [ 査読有り ]

掲載種別: 研究論文（学術雑誌）

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Differences in the dispersal flight patterns among termite families are correlated with the difference between the two life history characteristics exhibited by this group: “separate-piece nesters” versus “single-piece nesters.” However, information remains limited on the phenology and the life history characteristics of single-piece nesters, impeding our understanding of this topic. We report the flight phenology of an Asian single-piece nester termite Neotermes koshunensis on Okinawa Island, Japan. In 1983–1984, a light-trap survey showed that N. koshunensis exhibited an extended dispersal flight period from late April to early November, peaking in June, with a female-biased sex ratio. Between 1983 and 2012, the collection of 134 whole colonies of N. koshunensis from the surrounding area confirmed the presence of alates and pre-alate nymphs within the colonies over 7 months, reflecting the extended flight season of this termite species, probably in association with the extended dispersal flight season. However, in some cases, alates and pre-alate nymphs were also retained in the colonies after the dispersal flight season (i.e., winter, from December to February). The daily number of trapped alates in 1983 was positively correlated with temperature and relative humidity however, alate production inside the colony was also positively correlated with temperature, relative humidity, and precipitation. Thus, these environmental factors might promote the flight activity of this termite by enhancing alate production inside the colony. Furthermore, temperature also had a significantly positive effect in the model incorporating the density of alates in the colony, along with environmental factors thus, temperature might facilitate the release of alate from colonies. The accumulation of information on the phenology and life history characteristics of alate advances our understanding of the different dispersal strategies used by termites, providing insights into how the different families have evolved.

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小・中学生向けe-Learningシステム構築における課題の探索―琉大ハカセ塾Moodle2017の運用 ―

宮国泰史 ・福本晃造・杉尾幸司 ・前野昌弘・伊禮三之・古川雅英

琉球大学教育学部紀要   93   41 - 51   2018年

掲載種別: 研究論文（学術雑誌）

工業高校デザイン科の課題研究―電子書籍型教材の作成とクラウド化の試み―

金城 満, 小池 亜由美, 杉尾 幸司

デジタル教科書研究 ( 日本デジタル教科書学会 )  5 ( 0 ) 21 - 35   2018年 [ 査読有り ]

掲載種別: 研究論文（学術雑誌）

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<p>本実践は，生徒にICT機器を効果的に活用させ，協働的な活動をとおして，情報を収集・整理・発信するなどの「探究的な能力」の育成を目的に行った．対象は，工業高校デザイン科３年で，題材は課題研究における卒業作品展に関する全記録であった．具体的には，作品や制作過程等の記録を，電子書籍型教材として整理させて情報の一体化を図り，さらに，クラウド化により活用環境をひろげた．また，その教材を使用しての発表会と，その後のアンケート調査の分析から問題点を検証し，今後の指導方法の改善内容を明確にできた．このことから，工業高校デザイン科において，電子書籍型教材の作成やクラウド化の取り組みは，探究的な能力の育成に一定の効果があることが明らかになった．</p>

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教育評価における客観的評価と主観的評価との関係

宮国 泰史, 福本 晃造, 杉尾 幸司, 古川 雅英

日本科学教育学会年会論文集 ( 一般社団法人 日本科学教育学会 )  42 ( 0 ) 263 - 266   2018年

掲載種別: 研究論文（研究会，シンポジウム資料等）

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近年では様々な分野において, 「学ぶ力」や「興味・意欲・関心」といった様々な観点や能力，学習者のパフォーマンスなど，成果の定義や定量的な測定が容易でない観点等を評価することが求められており，ルーブリックなどを用いた評価手法の開発や実践が行われている。このような評価方法は，評価者の主観的な判断要素が入り込む余地があるため，その活用には一定の注意が必要であるが，評価結果の信頼性に関する問題についての知見の蓄積は不十分なままである。琉球大学が実施する「琉大ハカセ塾（以下，本事業とする）」では，４４名の小中学生に対する科学教育プログラムを実施する中で，筆記や小論文など，ある程度の客観性が保たれる成績評価とは別に，子どもたちの学習をサポートするメンター（大学院生）による，子どもたちに対する主観的な評価（以下，メンター評価とする）についてもデータを得た。この二つの独立した成績評価の関係を解析したところ，筆記試験の成績とメンター評価は正の関係性を持つことが明らかになり，評価者の主観にもとづく学習者評価について，一定の妥当性を担保する結果となった。本研究では，これらの結果をもとに，学習者評価における評価者の主観にもとづく評価や，主観的要素が入り込みやすいと予想される評価法における結果の信頼性について議論する。

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小・中学生を対象とした科学教育プログラム参加者の特徴とその類型化

福本 晃造, 宮国 泰史, 杉尾 幸司, 古川 雅英

日本科学教育学会年会論文集 ( 一般社団法人 日本科学教育学会 )  42 ( 0 ) 261 - 262   2018年

掲載種別: 研究論文（研究会，シンポジウム資料等）

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国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）が支援する次世代人材育成事業の採択事業「ジュニアドクター育成塾」における琉球大学の取り組みとして，「美ら海・美ら島の未来を担う科学者養成プログラム（通称名：琉大ハカセ塾，以下，本事業とする）」が，平成29年度より開講された。本事業では，理科や科学に高い意欲・才能を有する全国の小中学生を対象として勢集を行い，「旺盛な科学的探究心」，「科学的問題解決力」，「研究実践力」，「豊かなコミュニケーション力」，「自己学習能力」の5つの観点・能力の伸張を促す科学教育プログラムを行なうとともに，いくつかの評価軸・技法を用いて，各受講生能力の計測や評価方法の開発を目指している。平成29年度は90名の小中学生について一次選抜試験を行い，選抜された44名を対象に，教育プログラムを実施し，その中からさらに，8名の受講生を二次選抜した。本報告では，受講生の評価方法を開発する上での基礎資料となりうる，応勢者および受講生の類型について報告する。

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小・中学生向けe-Learningシステム構築における課題の探索―琉大ハカセ塾Moodle2017の運用 ―

宮国泰史, 福本晃造, 杉尾幸司, 前野昌弘, 伊禮三之, 古川雅英

琉球大学教育学部紀要   93   41 - 51   2018年

掲載種別: 研究論文（研究会，シンポジウム資料等）

The distribution range of a dry-wood termite, Neotermes koshunensis (Shiraki) (Isoptera, Kalotermitidae), and its relationship with the soil distribution in Okinawa-Jima Island.

Sugio, K., Y. Miyaguni

Jpn. J. Environ. Entomol. Zool.   28 ( 4 ) 169 - 172   2017年12月 [ 査読有り ]

掲載種別: 研究論文（学術雑誌）

The distribution range of a dry-wood termite, Neotermes koshunensis (Shiraki) (Isoptera, Kalotermitidae), and its relationship with the soil distribution in Okinawa-Jima Island.

Sugio, K, Y. Miyaguni

Jpn. J. Environ. Entomol. Zool.   28 ( 4 ) 169 - 172   2017年12月 [ 査読有り ]

掲載種別: 研究論文（学術雑誌）

社会教育施設の科学体験学習と連携した教職実践演習における学生評価

宮国　泰史,中村　元紀

高度教職実践専攻（教職大学院）紀要 No.1 (2017/3) ( 琉球大学大学院教育学研究科 )  1   81 - 90   2017年05月

掲載種別: 研究論文（大学，研究機関紀要）

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教職実践演習の一環として，社会教育施設が中学生を対象に実施する科学体験学習と連携した取り組みを行った。さらに，同実践を通した履修学生の教員として最小限必要な資質能力達成度の評価方法を検討するため，履修学生の自己評価・相互評価・外部評価を実施した。結果として，相互評価＞自己評価＞外部評価の順に値が高く，それぞれの値には統計上の有意差があった。また，自己評価値と外部評価値との間には統計上有意な相関があったが，相互評価値と外部評価値，相互評価値と自己評価値の間には相関がなかった。このことから，相互評価と比較して，自己評価は学生の評価方法としてより信頼できる評価方法であると考えらる。そのため，本報で紹介した実践活動における履修学生の評価方法としては，自己評価と外部評価だけで十分であることが示唆された。ただし，学生の自己評価と指導者（教師）による外部評価については，ほとんどのケースで自己評価＞外部評価という結果になった。この結果は，学生が自己の評価を，指導者（教師）の評価よりも過大に見積もる傾向があり，主観的な達成感の影響を受けてしまっている状況が示唆される。このような結果を踏まえ，教職実践演習における適切な学生評価方法について考察した。 （管理者追加）リポジトリ登録情報を移行しました。確認のうえ、加除修正をしてください。

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