野口 洋文 (ノグチ ヒロフミ)

Noguchi Hirofumi

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職名

教授

科研費研究者番号

50378733

現在の所属組織 【 表示 / 非表示

  • 専任   琉球大学   医学研究科   教授  

出身大学 【 表示 / 非表示

  • 1990年04月
    -
    1996年03月

    岡山大学   医学部   卒業

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 1990年04月
    -
    1996年03月

    岡山大学  医学部  博士課程  修了

留学歴 【 表示 / 非表示

  • 2002年02月
    -
    2003年09月

    ハーバード大学ジョスリン糖尿病センター  

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 岡山大学 -  博士(医学)  医学

職歴 【 表示 / 非表示

  • 2014年08月
    -
    継続中

      琉球大学  

  • 2014年08月
    -
    継続中

      琉球大学 医学研究科 教授  

  • 2015年
    -
    2023年

      琉球大学医学部  

研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 外科学一般、小児外科学

論文 【 表示 / 非表示

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MISC(その他業績・査読無し論文等) 【 表示 / 非表示

  • 網目構造の合成繊維シートから成る培養担体は多能性幹細胞の膵臓系譜への分化を促進する

    貝塚 拓, 小島 理恵, 川部 雅章, 野口 洋文, 白木 伸明, 粂 昭苑, 富澤 一仁

    組織培養研究 ( 日本組織培養学会 )  38 ( 2 ) 123 - 123   2019年06月  [査読有り]

     

  • 組織特異的幹細胞の人工作製

    野口 洋文

    Organ Biology ( (一社)日本臓器保存生物医学会 )  25 ( 2 ) 202 - 204   2018年07月  [査読有り]

     

  • 【膵臓・膵島移植Up-to-Date】 膵島移植の免疫抑制法Up-to-Date

    野口 洋文, 金 達也

    胆と膵 ( 医学図書出版(株) )  38 ( 9 ) 859 - 861   2017年09月  [査読有り]

     

  • 心停止下膵島移植に向けた持続冷却灌流保存法による膵臓保存

    圷 尚武, 丸山 通広, 大月 和宣, 石田 健倫, 齋藤 友永, 西郷 健一, 長谷川 正行, 青山 博道, 剣持 敬, 野口 洋文

    Organ Biology ( (一社)日本臓器保存生物医学会 )  24 ( 2 ) 55 - 59   2017年07月  [査読有り]

     

  • 膵島移植の現況

    野口 洋文

    Organ Biology ( (一社)日本臓器保存生物医学会 )  23 ( 1 ) 29 - 32   2016年01月  [査読有り]

     

    DOI

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特許等知的財産 【 表示 / 非表示

  • 新規免疫抑制剤

    特願 特願2017-037977  (2017年03月01日)

    特開 特開2018-145098  (2018年09月20日)

    特許 特許第6887665号  (2021年05月21日)

    野口洋文

    J-GLOBAL

科研費獲得情報 【 表示 / 非表示

  • 山中因子以外の新規転写因子を用いた、より安全性の高いヒト人工膵幹細胞の樹立

    基盤研究(B)

    課題番号: 23H02973

    研究期間: 2023年04月  -  2027年03月 

    代表者: 野口 洋文, 齊藤 一誠 

    直接経費: 14,300,000(円)  間接経費: 18,590,000(円)  金額合計: 4,290,000(円)

  • 新規生体内ゲノム編集法による低ホスファターゼ症モデルマウス作製とその応用

    基盤研究(C)

    課題番号: 23K09450

    研究期間: 2023年04月  -  2026年03月 

    代表者: 齊藤 陽子, 齊藤 一誠, 高林 秀次, 佐藤 正宏, 野口 洋文 

    直接経費: 3,700,000(円)  間接経費: 4,810,000(円)  金額合計: 1,110,000(円)

  • ヒト乳歯歯髄細胞への分子生物学的介入による幹細胞誘導とそれを用いた機能解析

    基盤研究(C)

    課題番号: 23K09441

    研究期間: 2023年04月  -  2026年03月 

    代表者: 窪田 直子, 佐藤 正宏, 稲田 絵美, 野口 洋文, 齊藤 一誠 

    直接経費: 3,500,000(円)  間接経費: 4,550,000(円)  金額合計: 1,050,000(円)

  • 人工間葉系幹細胞を用いた肺線維症モデルマウスに対する効果

    基盤研究(C)

    課題番号: 22K08759

    研究期間: 2022年04月  -  2025年03月 

    代表者: 潮平 知佳, 野口 洋文 

    直接経費: 3,200,000(円)  間接経費: 4,160,000(円)  金額合計: 960,000(円)

     概要を見る

    間質性肺炎は様々な原因で生じ、特に特発性肺線維症(Idiopathic pulmonary fibrosis IPF)は慢性かつ進行性に肺の線維化が生じていく予後不良な疾患である。治療にはステロイドや免疫抑制剤、近年開発されたニンテダニブやピルフェニドンといった抗線維化薬が開発されたが、薬剤の効果は限定的で、肺移植以外の根本的で有効な治療手段が未だ確立されていない。しかしながら、我が国での臓器移植医療分野の最大の問題点はドナー不足であり、この問題を解消する手段の確立は非常に有意義であるとともに重要である。近年、骨髄間葉系幹細胞や脂肪由来間葉系幹細胞を肺線維症モデルマウスに投与することにより、症状を改善したという報告がなされるようになっている。脳死・心停止ドナーの少ない日本において、間葉系幹細胞による肺線維症の治療は期待の持てる治療法であるといえる。一方、肺線維症の治療のためには若い細胞を使用する方が効果的であるとの報告(Takuya K.et al. Sci.Rep.2017)があり、かつ間葉系幹細胞の継代数には限界があることから、治療に必要な継代回数の少ない細胞を大量に得ることは困難である。我々は、自己複製能を失った脂肪由来間葉系幹細胞に自律複製型RNAを用いて遺伝子導入をすることによりiTS-M細胞を樹立し、自己増幅能を回復し更に15継代まで寿命を延長することを可能にした(Miyagi-Shiohira C. et al. Int. J. Mol. Sci 2018 [IF 4.6] 本研究で使用するhiTS-M細胞は、継代数が少なく若いドナー由来のヒト脂肪由来間葉系幹細胞(hADSCs)と同様の機能・性質(表面マーカー、分化能、マイクロアレイ解析、メチレーション解析)を維持しており、肺線維症に対する治療効果が期待できる。

  • 新規器官培養法による乳歯由来ヒトiPS細胞を経由したインスリン分泌細胞形成の誘導

    基盤研究(B)

    課題番号: 22H03277

    研究期間: 2022年04月  -  2025年03月 

    代表者: 齊藤 一誠, 佐藤 正宏, 野口 洋文, 照沼 美穂, 稲田 絵美, 薗村 貴弘 

    直接経費: 13,400,000(円)  間接経費: 17,420,000(円)  金額合計: 4,020,000(円)

     概要を見る

    1型糖尿病(Type 1 diabetes, T1D)は、膵島に存在するインスリン産生細胞(β細胞)に対する自己免疫疾患である。T1D発生率は国によって異なり、本邦では1年間の新規発症例は約500人とされ、国指定の小児慢性特定疾病である。 一方、「再生医療におけるiPSCから特定の分化組織・細胞を取得する試み」は国内外とも盛んで、本邦では2014年理研にて世界初、iPSC由来網膜細胞の加齢黄斑変性患者への移植手術が行われた。2018年には難治性重症心不全、パーキンソン病、脊髄損傷への臨床研究実施計画も了承された。しかし、国内外とも①潜在的な奇形腫形成(造腫瘍性)の問題と②目的分化細胞への効率的な分化誘導系の確立は依然停滞し(問題点)、再生医療現場では未だに生体由来の組織性幹細胞(tissue-specific stem cell, TSC)が多用されている。 iPS細胞は体性細胞から樹立され、臨床応用への研究・開発が活発に行われている。我々は侵襲なく取得できるほぼ唯一の生体組織である脱落乳歯の歯髄細胞(HDDPC)由来iPS細胞を用い、世界に先駆けて人工的な膵幹細胞(iTSC-P)を樹立し、これをヌードマウス膵臓内に細胞移植し、造腫瘍性のないインスリン分泌性細胞の長期維持に成功した。この成果により、1型糖尿病患者の乳歯からiPS細胞を経由したiTSC-Pを樹立し、1型糖尿病モデルマウスへの移植により、血糖値改善が可能となる機能的なインスリン分泌β細胞の再生が可能となる。そこで本研究では、iTSC-Pを基盤とし、1型糖尿病患者への自家移植可能な安全且つ機能的な新規β細胞分化誘導系の開発を目指す。本手法はバイオマスとしての乳歯の有用性を証明するだけでなく、患児の乳歯から他臓器へiTSCを利用したテーラーメイド型再生医療にも活用でき、高い汎用性が期待される。

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