伊禮 三之 (イレイ ミツユキ)

Irei Mitsuyuki

写真a

職名

教授(転出・退職)

科研費研究者番号

00456435

現在の所属組織 【 表示 / 非表示

  • 専任   琉球大学   教育学研究科   高度教職実践専攻   教授  

  • 併任   琉球大学   教育学部   その他  

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 琉球大学 -  修士(教育学)  教育学

職歴 【 表示 / 非表示

  • 2015年06月
    -
    継続中

      琉球大学 教育学部 附属教育実践総合センター 准教授  

論文 【 表示 / 非表示

  • 教職希望学生に対する現実世界との往還による数学の授業 : 「2進法によるマジックカード」とその発展課題を通して

    その他の著者

    高度教職実践専攻(教職大学院)紀要 No.1 (2017/3) ( 琉球大学大学院教育学研究科 )  1   137 - 154   2017年05月

    掲載種別: 研究論文(大学,研究機関紀要)

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    教員養成学部に入学してくる学生についても,高校数学の被教育体験は,「数学の世界」における数学の内容(知識・技能)の習得に重点が置かれ,「現実の世界」との交流・往還の学習経験をもつ学生は少ない。こうして学ばれた数学に対して,「なぜ日常的に使わない数学を入試で使わなければならないのか,ひたすら同じような問題を解く作業を繰り返していることの馬鹿馬鹿しさを感じる」と嘆く学生は多い。本稿では,教職を希望する学生に対して,「2進法によるマジックカード」を取り上げ,「数学の世界」と「現実 の世界」との往還から,マジックの仕組みの解明と,その発展と活用の様相の展開を,対話的で相互交流的な学習を通して,「数学概論」における授業実践の概要を報告し,その効果として,学生の持つ数学観や学習観・授業観をより肯定的なものへの転換を促進することと,授業づくりへの意欲と展望を育む契機となり,その体験が実践的指導力の育成に資するものであることを考察した。 (管理者追加)リポジトリ登録情報を移行しました。確認のうえ、加除修正をしてください。

  • フィボナッチ数列の周期性を題材としたRLA

    龍田 智恵美,青木 慎恵

    No.88 (2016/2) ( 琉球大学教育学部 )  ( 88 ) 307 - 318   2016年09月

    掲載種別: 研究論文(大学,研究機関紀要)

     概要を見る

    高校数学の授業は,数学の内容(知識)の伝達に重点が置かれがちであり,数学における「活用・探究」の学習経験をもつ生徒はきわめて少ない。数学学習における能動的な探究活動を促し,数学的活動の楽しさに触れる学習活動の事例としてResearcher-Like Activity (RLA)に着目した。RLA とは,研究者のような活動という意味であり, 「研究者の縮図的活動」を基本的なコンセプトとする。RLAでは,生徒たちが自ら設定した課題を追及し,その発表や相互批評を通して,意欲的な学習にアプローチする。本稿では,フィボナッチ数列の周期性を背景とした「17段目の不思議」を基本問題とし,その条件変更等の問題づくりを通した解の協同探究活動と,ポスターセッションによる発表会(模擬学会)の授業実践の概要を報告し,主体的・能動的で意欲的な学習活動を促すRLAの意義を考察した。 (管理者追加)リポジトリ登録情報を移行しました。確認のうえ、加除修正をしてください。