神谷 武志 (カミヤ タケシ)

Kamiya Takeshi

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職名

講師

科研費研究者番号

70640647

現在の所属組織 【 表示 / 非表示

  • 専任   琉球大学   医学部   附属病院   講師  

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 琉球大学 -  博士(医学)  医学

職歴 【 表示 / 非表示

  • 2015年04月
    -
    継続中

      琉球大学 医学部附属病院 リハビリテーション部 講師  

論文 【 表示 / 非表示

  • von Recklinghausen病による下腿偽関節症に続発した足関節外反変形に対して距腿関節固定術を施行した1例

    伊波 優輝, 金谷 文則, 東 千夏, 山中 理菜, 比嘉 浩太郎, 松田 英敏, 石原 昌人, 仲宗根 哲, 神谷 武志, 當銘 保則

    整形外科と災害外科 ( 西日本整形・災害外科学会 )  69 ( 2 ) 274 - 277   2020年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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    <p>65歳女性.3歳時に右下腿粉砕骨折を受傷(本人申告で詳細不明),12歳までに腓骨・腸骨移植を併用し数回の手術後に骨癒合した.30歳頃にvon Recklinghausen病を指摘され,53歳頃から右足関節の外反変形が増悪し装具や靴を作製したが,症状が増悪したため65歳時に当院へ紹介された.足関節の可動域は背屈/底屈:-10°/45°で,右足関節の外反動揺性が高度であったため,荷重時・歩行時に足関節内側が接地し内果後方に胼胝を形成していた.単純X線像で腓骨遠位が4 cm遺残し,外側遠位脛骨角は67°,踵骨外反は40°だった.CTで距骨下関節の関節裂隙は保たれていた.手術は全身麻酔下に外側アプローチで切除した腓骨遠位を骨移植し,距腿関節固定術を行った.術後4週免荷,その後は装具装着下に部分荷重を開始し,術後8週で全荷重を許可した.術後1年,疼痛は軽快し市販の靴を履いて独歩可能である.</p>

  • 人工股関節置換術後に腸腰筋インピンジメントをきたした1例

    石原 昌人, 仲宗根 哲, 平良 啓之, 山中 理菜, 親川 知, 松田 英敏, 東 千夏, 神谷 武志, 金谷 文則

    整形外科と災害外科 ( 西日本整形・災害外科学会 )  68 ( 4 ) 620 - 623   2019年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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    <p>人工股関節置換術(THA)後の腸腰筋インピンジメントに対して腱切離を行い改善した1例を報告する.【症例】62歳女性.左変形性股関節症に対し左THAが行われた.術後より左股関節自動屈曲時の鼠径部痛を認めていた.歩行は可能であり鎮痛薬内服で経過観察を行っていたが,症状の改善がなく術後6ヵ月時に当院を紹介され受診した.左股関節の自動屈曲は疼痛のため不能で,血液検査で炎症反応上昇はなく,単純X線像でTHAのゆるみは見られなかったが,カップの前方突出を認め,腸腰筋インピンジメントと診断した.キシロカインテストで疼痛は消失し術後8ヵ月で手術を行った.腸腰筋は緊張しカップの前縁とのインピンジメントを認め腸腰筋腱切離を行った.術当日より疼痛は改善し術後3日目に独歩で退院した.術後2ヵ月でADL制限なく職場復帰した.腸腰筋インピンジメントの観血的治療として腱切離は低侵襲で有効な治療法と思われた.</p>

  • Betti number ratios as quantitative indices for bone morphometry in three dimensions.

    Teramoto T, Kamiya T, Sakurai T, Kanaya F

    Computer methods and programs in biomedicine ( Elsevier BV )  162   93 - 98   2018年08月 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

  • 長期透析患者の両側大腿骨頚部アミロイド骨嚢腫を伴った大腿骨頚部骨折の1例

    石原 昌人, 仲宗根 哲, 平良 啓之, 山中 理菜, 親川 知, 松田 英敏, 東 千夏, 神谷 武志, 金谷 文則

    整形外科と災害外科 ( 西日本整形・災害外科学会 )  67 ( 4 ) 742 - 745   2018年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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    <p>【症例】65歳男性,慢性腎不全で透析歴28年.床から立ち上がる際に右股関節痛が出現し救急搬送された.単純X線像,CTで両大腿骨頚部骨皮質は菲薄化し,骨嚢腫を認め,右大腿骨頚部骨折を合併していた.左大腿骨頚部は皮質骨が一部破綻し不全骨折の状態であった.右大腿骨頚部骨折に対してセメントレス人工股関節置換術(THA)を行い,1ヵ月後に左大腿骨頚部不全骨折に対して骨嚢腫掻爬・自家骨移植・骨接合術を行った.両側とも病理組織検査でアミロイド骨嚢腫の診断であった.術後1年,両股関節痛はなくT字杖歩行が可能である.【考察】長期透析患者の大腿骨頚部アミロイド骨嚢腫を伴った病的骨折は偽関節になりやすい.本例は右側の大腿骨頚部骨折に対してTHAを行い,左側の不全骨折に対しては掻爬・骨移植・骨接合術を行った.長期透析患者のTHAの長期成績は不良であり,不全骨折に対する骨接合術は治療の選択肢となると思われた.</p>

  • 片側性大腿骨頭壊死症の発症9年後に反対側に生じた特発性大腿骨頭壊死症の1例

    平良 啓之, 金谷 文則, 仲宗根 哲, 石原 昌人, 山中 理菜, 親川 知, 松田 英敏, 東 千夏, 神谷 武志, 大城 裕理

    整形外科と災害外科 ( 西日本整形・災害外科学会 )  67 ( 2 ) 318 - 321   2018年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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    <p>【症例】35歳男性.習慣飲酒歴あり(ビール700 ml/日×15年),喫煙歴あり(20本/日×15年),ステロイド全身投与歴,外傷歴,潜水歴なし.25歳時に右ONFH(type C2, stage 3A)と診断されたが,その時点で左大腿骨頭に明らかな壊死はなかった.当院で右大腿骨頭前方回転骨切り術を行い,外来経過観察した.34歳時に誘引なく左股関節痛出現し,Xpで帯状硬化像,骨頭圧潰を認め,MRIで低信号バンド像を認め(type C1,stage 3A),左大腿骨頭回転骨切り術を行った.術後半年で原職の運送業へ復帰した.【考察】片側罹患ONFH例の追跡研究で反対側の骨頭壊死の出現はほとんどないと報告されている.本症例は片側罹患後に反対側に発生した稀な症例と思われた.</p>

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