伊良波 裕子 (イラハ ユウコ)

Iraha Yuko

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科研費研究者番号

50305207

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 琉球大学 -  医学博士  ライフサイエンス / 放射線科学

  • 琉球大学 -  学士  その他 / その他

職歴 【 表示 / 非表示

  • 2017年12月
    -
    継続中

      琉球大学病院 講師  

論文 【 表示 / 非表示

  • Diffusion lacunae: a novel MR imaging finding on diffusion-weighted imaging for diagnosing placenta accreta spectrum.

    Iraha Y, Fujii S, Tsuchiya N, Azama K, Yonamine E, Mekaru K, Kinjo T, Sekine M, Nishie A

    Japanese journal of radiology ( Japanese Journal of Radiology )    2024年09月 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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    OBJECTIVE: To evaluate the usefulness of novel diffusion-weighted imaging (DWI) findings for diagnosing placenta accreta spectrum (PAS). MATERIALS AND METHODS: This retrospective study included 49 pregnant women with suspected PAS who underwent 1.5 T placental MRI. Diffusion lacunae were defined as intraplacental areas showing hypointensity on DWI and hyperintensity on the apparent diffusion coefficient map. Two radiologists evaluated the number and size of placental lacunae on DWI, and flow void in the diffusion lacunae on T2-weighted imaging. The radiologists also evaluated established MRI features of PAS described in the SAR-ESUR consensus statement. Pearson's chi-square test or Mann-Whitney U test was used to compare findings between patients with and without PAS. Interobserver reliability for DWI and established MRI features was also assessed. Optimal thresholds for the number and maximum size of diffusion lacunae for differentiating PAS from the no-PAS group were determined using receiver operating characteristic curve analyses. RESULTS: Eighteen patients were diagnosed with PAS, and 31 patients with placental previa without PAS. The number and maximum size of diffusion lacunae were significantly larger in patients with than in patients without PAS (p < 0.0001). Combining assessment of the number of diffusion lacunae with assessment of their maximum size yielded a diagnostic performance with sensitivity, specificity and accuracy of 83%, 94% and 90%, respectively. Flow voids within the diffusion lacunae had sensitivity, specificity and accuracy of 88%, 84% and 86%, respectively. CONCLUSION: The number and size of diffusion lacunae, and T2 flow void in diffusion lacunae may be useful findings for diagnosing PAS.

  • Direct visualization of postoperative aortobronchial fistula on computed tomography

    Tsuchiya, N; Inafuku, H; Yogi, S; Iraha, Y; Iida, G; Ando, M; Nagano, T; Higa, S; Maeda, T; Kise, Y; Furukawa, K; Yonemoto, K; Nishie, A

    WORLD JOURNAL OF RADIOLOGY   16 ( 8 ) 337 - 347   2024年08月 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

  • 特集 画像診断ガイドラインの使い方−トレーニングと症例集− 次世代の画像診断ガイドライン−より広く届けるために−

    片岡 正子, 原田 太以佑, 森下 陽平, 伊良波 裕子, 工藤 與亮

    臨床画像 ( メジカルビュー社 )  39 ( 12 ) 1449 - 1453   2023年12月

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

  • 症例 子宮体癌との鑑別を要した異型ポリープ状腺筋腫の1例

    川上 由香, 伊良波 裕子, 下地 裕子, 青木 陽一, 玉城 智子, 加留部 謙之輔, 西江 昭弘

    臨床放射線 ( 金原出版 )  68 ( 10 ) 1001 - 1005   2023年10月 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

  • 症例 CTで術前診断し得たまれな漿膜下子宮筋腫茎捻転の1例

    金城 彰汰, 平安名 常一, 伊良波 裕子, 玉城 智子, 久高 亘, 西江 昭弘

    臨床放射線 ( 金原出版 )  67 ( 12 ) 1679 - 1683   2022年11月 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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MISC(その他業績・査読無し論文等) 【 表示 / 非表示

  • CTで術前診断し得たまれな漿膜下子宮筋腫茎捻転の1例

    金城 彰汰, 平安名 常一, 伊良波 裕子, 玉城 智子, 久高 亘, 西江 昭弘

    臨床放射線 ( 金原出版(株) )  67 ( 12 ) 1679 - 1683   2022年11月  [査読有り]

     

  • 原発性肝細胞癌の腹膜播種破裂により腹腔内出血をきたした1例

    座波 麻耶子, 平安名 常一, 新垣 伸吾, 小山 寛文, 伊良波 裕子, 大田 有可, 石神 康生, 村山 貞之

    臨床放射線 ( 金原出版(株) )  67 ( 4 ) 405 - 409   2022年04月  [査読有り]

     

  • 今月の臨床 妊娠初期の経過異常とその対処-流産・異所性妊娠・絨毛性疾患の診断と治療 異所性妊娠 異所性妊娠のMRI診断

    伊良波 裕子, 銘苅 桂子

    臨床婦人科産科 ( 株式会社医学書院 )  76 ( 2 ) 233 - 238   2022年03月

     

    DOI CiNii Research

  • 子宮体癌との鑑別に難渋した異型ポリープ状腺筋腫の1例

    川上 由香, 伊良波 裕子, 下地 裕子, 青木 陽一, 加留部 謙之輔

    日本医学放射線学会秋季臨床大会抄録集 ( (公社)日本医学放射線学会 )  57回   S409 - S409   2021年08月  [査読有り]

     

  • 特集 異所性妊娠の最新診療 異所性妊娠のMRI診断

    伊良波 裕子, 石神 康生, 銘苅 桂子

    産科と婦人科 ( (株)診断と治療社 )  87 ( 7 ) 771 - 775   2020年07月

     

    DOI CiNii Research

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科研費獲得情報 【 表示 / 非表示

  • 腎癌骨転移の骨関連有害事象(SRE)低減に向けた治療法の開発

    基盤研究(C)

    課題番号: 21K07707

    研究期間: 2021年04月  -  2025年03月 

    代表者: 平安名 常一, 伊良波 裕子, 與儀 彰 

    直接経費: 3,100,000(円)  間接経費: 4,030,000(円)  金額合計: 930,000(円)

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    本研究の目的は腎癌骨転移の骨関連有害事象の発生低減に向けた治療法を確立することである。当初、必要症例数は37例で単施設での研究を考えていたが、研究開始前の再検討で52例が必要数と判明。そのため、単施設研究から多施設共同研究とし、52名の症例数でIRBの研究承認を得、昨年度より研究承認後に研究開始、症例登録を開始した。本年に入り研究分担者である伊良波(画像評価、IVRを行う)が今後の定期的な協力を得ることが難しくなったため、石川(放射線治療、IVRを行う)に変更となった。患者のリクルート時の説明・同意、データ登録・記録は引き続き研究補助員が行う。単施設研究から多施設共同研究の変更に伴い内容に若干の変更があった。放射線治療は従来法である3D-CRTに加えてIMRTを許容し、治療線量は30Gy/10回の他に20Gy/5回を許容した。Primary endpointである1年および 2年SRE無発生生存率は変更無し。Secondary endpointsはfeasibility、有害事象、MRI画像による治療効果予測の評価であったが、MRI画像による治療効果予測は共同研究施設によっては実施困難な事も想定されたため、MRI画像による治療効果予測の評価のみSecondary endpointsから外した。 コロナ禍の状況もあり、昨年度は登録症例も無かったが、本年度に入り3例の症例登録を完了した。本研究のprimary endpointである1年および2年SRE(骨関連有害事象)無発生生存率は、登録症例は現在経過観察中であり、結果解析は次年度以降になる予定である。 Secondary endpointsのうちの治療完遂率および有害事象の有無に関しては治療完遂率100%、有害事象無しとなっている。

  • 子宮動脈に対する4D-flow MRIの有効性と臨床的有用性の検討

    若手研究

    課題番号: 20K16828

    研究期間: 2020年04月  -  2023年03月 

    代表者: 伊良波 裕子 

    直接経費: 2,000,000(円)  間接経費: 2,600,000(円)  金額合計: 600,000(円)

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    本研究の目的は、4D-flow MRIを用いて妊婦の子宮動脈を評価し、その有効性と有用性について検討することである。 まず4D-flow 解析に必要なソフトを当科医局員の土屋奈々絵助教と共同購入した。WEB会議を行い、ソフト開発者にソフトの使用方法・解析方法の手順などを教えてもらい、解析に必要な環境を整えた。 次に子宮動脈の4D-flow MRIの撮影用プロトコルを作成した。具体的にはこれまでの4D-flow MRIの報告や文献などを参考にして、メーカーの技術者に協力してもらい、妊婦が撮影に耐えうる時間等も考慮しながら、4D-flowのプロトコルを作成した。実際に作成したプロトコルを用いて、成人女性のボランティア(当科技師・医師など)で子宮動脈の描出および4D-flow解析が可能であることを確認した。同時に当研究施設における研究実施計画書を作成し、倫理審査申請を行った。承認が得られた後、4D-flow MRI撮影の同意が得られた妊婦に対して4D-flow MRIの撮影を開始した。撮影は特に問題なく施行され、現時点で3症例に撮影を行った。 撮影後の詳細な解析はこれからであるが、妊婦の子宮動脈の描出パターンは、妊婦ではない通常の成人女性に比較し、明らかに拡張し血流が増加していることが4D-flow MRIでも確認された。また、大動脈や内・外腸骨動脈と比較し、子宮動脈は拡張期でも定常的に血流が維持されているのが視覚的に確認可能であった。これは、正常妊婦の超音波で確認される、子宮動脈血流波形における拡張末期血流速度の上昇と同様の現象を反映する所見と考えられた。

  • MRIとテクスチャー解析を応用した腎線維化の低侵襲的定量評価法の開発

    基盤研究(C)

    課題番号: 19K08124

    研究期間: 2019年04月  -  2022年03月 

    代表者: 石神 康生, 村山 貞之, 伊良波 裕子, 與儀 彰, 加留部 謙之輔, 齋藤 誠一 

    直接経費: 3,300,000(円)  間接経費: 4,290,000(円)  金額合計: 990,000(円)

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    腎腫瘍の悪性度および予後をFDG-PET/CTでの集積に着眼して解析した。腎細胞癌のサブタイプに関わらず、SUVmaxが10を超えるものは独立した予後不良因子であることを明らかにした。この研究結果は、CANCER DIAGNOSIS & PROGNOSISに英文原著論文として発表した。 前立腺癌の悪性度の層別化が MRIでのテクスチャー解析で可能か検討した。MRI画像から層別化に有効であった9つの画像特徴量を抽出した。これらの因子を用いることで前立腺癌のgrade診断で高い診断能が得られることが分かった。この研究結果は、Prostateに英文原著論文として発表した。