當山 奈那 (トウヤマ ナナ)

Tohyama Nana

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職名

准教授

科研費研究者番号

90792854

現在の所属組織 【 表示 / 非表示

  • 専任   琉球大学   人文社会学部   琉球アジア文化学科   准教授  

  • 併任   琉球大学   島嶼地域科学研究所   准教授  

  • 併任   琉球大学   地域共創研究科   文化・環境プログラム   准教授  

出身大学 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    2010年03月

    琉球大学   法文学部   国際言語文化学科   卒業

出身大学院 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    2012年03月

    琉球大学  人文社会科学研究科  博士前期課程  修了

  •  
    -
    2015年03月

    琉球大学  人文社会科学研究科  博士課程  修了

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 琉球大学 -  博士(学術)  学術

職歴 【 表示 / 非表示

  • 2012年04月
    -
    2015年03月

      独立行政法人日本学術振興会  

  • 2014年09月
    -
    2018年03月

      沖縄国際大学  

  • 2015年04月
    -
    2018年03月

      沖縄大学  

  • 2015年05月
    -
    2016年03月

      琉球大学  

  • 2016年04月
    -
    2018年03月

      独立行政法人日本学術振興会  

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所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  • 2016年04月
    -
    2017年03月
     

    豊見城教育委員会   豊見城方言読本調査員

  • 2016年04月
    -
    継続中
     

    恩納村誌「言語編」専門部会   専門委員

  • 2018年06月
    -
    継続中
     

    沖縄言語研究センター   研究運営委委員

  • 2018年09月
    -
    継続中
     

    新沖縄県史編集委員会   各論編言語専門部会委員

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 琉球語学

  • 琉球語文法

  • 琉球語

  • 日本語文法

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 人文・社会 / 言語学

学位論文 【 表示 / 非表示

  • 沖縄首里方言のヴォイスと利益性の記述文法研究

    2015年 

論文 【 表示 / 非表示

  • Grammatical nominalization in Yoron Ryukyuan

    Tohru Seraku, Nana Tohyama

    Studies in Language ( John Benjamins Publishing Company )  44 ( 4 ) 879 - 916   2020年11月 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

     概要を見る

    <title>Abstract</title> Despite extensive research on Ryukyuan languages, relatively few attempts have been made to describe Ryukyuan nominalization. This paper sets out the agenda for exploring Ryukyuan nominalization with special reference to Yoron Ryukyuan, which, we propose, has four nominalizers: -<italic>si, hutu, munu</italic>, and Ø (zero). We divide nominalization into GB (Gap-Based) and GL (Gap-Less) nominalization. Firstly, -<italic>si</italic> is the most productive; it realizes GB/GL nominalization and derives clefts, relatives, and stance constructions. Secondly, <italic>hutu</italic> is less productive; its use in GB nominalization is restricted, and it derives only stance constructions. Thirdly, <italic>munu</italic> is viewed as a formal noun in that it encodes the general meaning ‘person, thing’ and usually requires a modifying element. Finally, Ø is the least productive, found only in fixed constructions. Based on these observations, we propose a non-discrete view of nominalizer and formal noun and a cline of their productivity.

  • 首里方言の授受動詞の補助動詞用法と利益性

    當山 奈那

    南島文化   ( 40 ) 55 - 68   2018年03月 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

  • The affective construction in Yoron Ryukyuan

    Tohru Seraku, Nana Tohyama

    Studies in Language   42 ( 2 ) 418 - 454   2018年

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

  • 伊平屋島島尻方言のアスペクト・テンス・モダリティ

    當山 奈那

    国際琉球沖縄論集   ( 6 ) 37 - 52   2017年03月

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

  • Towards a Description of the Case System of Yoron Ryukyuan: The Nominative Case Particles Ga/Nu and the Bare Case

    當山 奈那

    International Journal of Okinawan Studies   ( 7 ) 57 - 82   2016年07月

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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著書 【 表示 / 非表示

  • 明解方言学辞典

    當山 奈那 ( 担当: 単著 , 担当範囲: ウチナーヤマトゥグチ、自他の対、証拠性、方言札 )

    ■■■  2019年04月

  • シークヮーサーの知恵―奥・やんばるの「コトバ―暮らし―生きものの環」-

    當山 奈那 ( 担当: 単著 , 担当範囲: 「ウクムニー」習得のための音声教材試作版の作成 )

    京都大学学術出版会  2016年03月

  • わったーたからむんてぃみぐすくくとぅば : 伝えよう私たちの宝物豊見城言葉

    狩俣 繁久, 仲間 恵子, 當山 奈那, 喜名 柚日, 沖縄時事出版編集部 ( 担当: 単著 )

    豊見城市教育委員会生涯学習部文化課  2016年

  • 有対動詞の通言語的研究―日本語と諸言語の対照から見えてくるもの―

    佐々木冠、當山奈那 ( 担当: 単著 , 担当範囲: 他動性交替の地域差 )

    くろしお出版  2015年12月

  • 琉球のことばの書き方―琉球諸語統一的表記法―

    當山 奈那 ( 担当: 単著 , 担当範囲: 2.4 首里方言(沖縄県那覇市首里) )

    くろしお出版  2015年11月

MISC(その他業績・査読無し論文等) 【 表示 / 非表示

  • 伊是名村仲田方言の形容詞・名詞活用の資料

    當山 奈那

    シマジマのしまくとぅば   ( 3 ) 95 - 115   2022年02月

     

  • 伊是名村諸方言の動詞の文法的な形式

    當山 奈那

    シマジマのしまくとぅば   ( 2 ) 59 - 82   2021年03月

     

  • 伊是名村諸方言(字伊是名方言、字勢理客方言)の動詞活用資料

    當山奈那

    シマジマのしまくとぅば―危機的な状況にある言語・方言のアーカイブ化を想定した実地調査研究 令和元年度―   1   37 - 56   2020年03月

     

  • 与論方言における主語標示に関わる格=とりたてについて

    當山 奈那

    琉球アジア社会文化研究   ( 22 ) 47 - 68   2019年11月

     

  • 沖縄県伊平屋方言の動詞の活用と文法的な形式

    當山 奈那, 目差 尚太

    危機的な状況にある言語・方言のアーカイブ化を想定した実地調査研究     49 - 77   2019年03月

     

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研究発表等の成果普及活動 【 表示 / 非表示

  • 琉球列島の言語再活性化と言語記述

    當山奈那

    スラブ・ユーラシア研究センターセミナー  2022年08月  -  2022年08月   

  • 琉球諸語における二重使役構文の述語形式

    當山 奈那

    日本言語学会第164回大会  2022年06月  -  2022年06月   

  • 琉球諸語の自他動詞と他動性

    ■■■

    沖縄言語研究センター定例研究会  2022年04月  -  2022年04月   

  • 伊是名方言の文法書作成に向けて

    當山奈那

    2021年度文化庁委託事業「危機的な状況にある言語・方言のアーカイブ化を想定した実地調査研究」研究成果報告会  2022年02月  -  2022年02月   

  • 琉球諸語の使役文

    當山奈那

    令和3年度 第2回「日本の消滅危機言語・方言の記録とドキュメンテーションの作成」オンライン研究発表会  2021年12月  -  2021年12月   

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学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • 沖縄言語研究センター仲宗根政善記念研究奨励賞

    2017年07月   沖縄言語研究センター  

    受賞者: 當山 奈那

科研費獲得情報 【 表示 / 非表示

  • 琉球諸語における受動・使役・授受の記述的研究

    若手研究

    課題番号: 20K13052

    研究期間: 2020年04月  -  2023年03月 

    代表者: 當山 奈那 

    直接経費: 3,200,000(円)  間接経費: 4,160,000(円)  金額合計: 960,000(円)

  • 琉球諸語国頭語における危機言語教材作成のための記述研究

    若手研究(B)

    課題番号: 17K13455

    研究期間: 2017年04月  -  2021年03月 

  • 沖縄首里方言の記述文法研究

    特別研究員奨励費

    課題番号: 12J04505

    研究期間: 2012年04月  -  2015年03月 

    代表者: 當山 奈那 

    直接経費: 2,700,000(円)  間接経費: 2,700,000(円) 

     概要を見る

    前年度までの調査の結果を基に、使役と授受の関係をふまえ、受動文の意味構造の分析と考察を行った。第三者受動文という意味構造の欠如とシテモラウ相当形式の欠如から、利益性について首里方言の受動文が中立的であることを示した。ヴォイスにおける不利益性は使役の一部の意味構造が担っており、首里方言の受動文は不利益性を意味構造上現さないことをまとめ、前年度までに雑誌に投稿した。この成果をふまえ、使役と授受表現の相関に焦点を当てて分析記述を発展させて研究発表会で報告をした。また、動詞の語彙体系のなかで授受動詞の意味記述を行い、整理して紀要に投稿した。 首里方言のヴォイスと利益性の特徴について、 (1)首里方言が言語類型論的に他動化優勢の言語であり、その背景には使役動詞の発達があること(2)他動詞派生接尾辞と使役動詞派生接尾辞が起源的に同一のものである可能性があること(3)使役動詞の3つの形式が〈強制・指令〉〈許可・放任〉の構文的意味の表現に関与していること(4)第三使役動詞が間接使役という言語類型論的にみて類例の少ない構文の述語形式であること(5)使役と受動がヴォイスのカテゴリーに属しながらも利益性にまでふみこんでくる現代日本語とは異なり、首里方言の使役と受動は利益性に関して中立的であり、ヴォイスのみを問題とすること(6)授受構文が動詞の文法的な意味としても形式としても発達の過程にあること(7)首里方言においては、使役も受動も利益性を獲得しなかったため、第三者主語の受動文が生じなかったということ(8)現代日本語と比較した上で、授受構文が発達しなかったのは授受に人称制限が起こらず、シテモラウ相当形式の欠如が原因であること (9)首里方言が授受表現発達の初期段階にあること、以上のことについてを博士論文としてまとめ、期日までに提出した。

  • 沖縄首里方言の記述文法研究

    特別研究員奨励費

    課題番号: 12J04505

    研究期間: 2012年04月  -  2015年03月 

    代表者: 當山 奈那 

    直接経費: 2,700,000(円)  間接経費: 2,700,000(円) 

     概要を見る

    前年度までの調査の結果を基に、使役と授受の関係をふまえ、受動文の意味構造の分析と考察を行った。第三者受動文という意味構造の欠如とシテモラウ相当形式の欠如から、利益性について首里方言の受動文が中立的であることを示した。ヴォイスにおける不利益性は使役の一部の意味構造が担っており、首里方言の受動文は不利益性を意味構造上現さないことをまとめ、前年度までに雑誌に投稿した。この成果をふまえ、使役と授受表現の相関に焦点を当てて分析記述を発展させて研究発表会で報告をした。また、動詞の語彙体系のなかで授受動詞の意味記述を行い、整理して紀要に投稿した。 首里方言のヴォイスと利益性の特徴について、 (1)首里方言が言語類型論的に他動化優勢の言語であり、その背景には使役動詞の発達があること(2)他動詞派生接尾辞と使役動詞派生接尾辞が起源的に同一のものである可能性があること(3)使役動詞の3つの形式が〈強制・指令〉〈許可・放任〉の構文的意味の表現に関与していること(4)第三使役動詞が間接使役という言語類型論的にみて類例の少ない構文の述語形式であること(5)使役と受動がヴォイスのカテゴリーに属しながらも利益性にまでふみこんでくる現代日本語とは異なり、首里方言の使役と受動は利益性に関して中立的であり、ヴォイスのみを問題とすること(6)授受構文が動詞の文法的な意味としても形式としても発達の過程にあること(7)首里方言においては、使役も受動も利益性を獲得しなかったため、第三者主語の受動文が生じなかったということ(8)現代日本語と比較した上で、授受構文が発達しなかったのは授受に人称制限が起こらず、シテモラウ相当形式の欠如が原因であること (9)首里方言が授受表現発達の初期段階にあること、以上のことについてを博士論文としてまとめ、期日までに提出した。

メディア報道 【 表示 / 非表示

  • シンポジウム「目指すべきしまくとぅばの継承」

    しまくとぅばプロジェクト  しまくとぅばプロジェクト2019「しまくとぅばの日」企画  2019年9月

     概要を見る

    行政で、教育現場で、地域で、海外でどんな取り組みがなされてきたか、これまでの継承活動を振り返りつつ、しまくとぅばの日を制定した原点に立ち返って、「故郷のことば」という意味も込められているしまくとぅばを普及、継承していくうえで、目指すべき目標をどこに置くか、その目標の実現にむけて何をすべきかを議論した。

  • しまくとぅば復興への取り組みと出版物―沖縄県・市町村の教材を中心に―

    一般財団法人沖縄美ら島財団  しまくとぅばプロジェクト2018「しまくとぅばの日」企画  2018年9月

     概要を見る

    平成25年から始まった沖縄県のしまくとぅば普及推進行動計画は平成30年で中期の最後の年を迎えた(中期は「県民への普及促進の期間」)。 本シンポジウムでは、沖縄県や市町村のしまくとぅば関連の出版物に焦点を当てたシンポジウムを開催した。これらの教材が、しまくとぅば復興に向けて、どのような役割を担い、どう利用され、どのような課題があるのかについて話し合い、今後どのような教材が必要となるのか、などについても議論した。

  • 「しまくとぅばの日」条例制定10年を迎えてその課題と可能性―時代につなぐために私達が考える継承のあり方―

    一般財団法人沖縄美ら島財団  しまくとぅばプロジェクト2016  2016年9月