石橋 孝勇 (イシバシ タカオ)

ISHIBASHI Takao

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職名

助教

現在の所属組織 【 表示 / 非表示

  • 専任   琉球大学   病院   助教  

出身大学院 【 表示 / 非表示

  • 2018年04月
    -
    2022年04月

    琉球大学  医学研究科  博士課程  修了

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 琉球大学 -  博士(医学)  ライフサイエンス / 精神神経科学

職歴 【 表示 / 非表示

  • 2013年04月
    -
    2017年03月

      那覇市立病院  

  • 2017年04月
    -
    2018年03月

      琉球大学  

  • 2018年04月
    -
    2019年03月

      国立病院機構琉球病院  

  • 2019年04月
    -
    2020年03月

      琉球大学医学部附属病院  

  • 2020年04月
    -
    継続中

      琉球大学病院・助教  

所属学会・委員会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     
     

    琉球医学会

  •  
     
     
     

    沖縄県小児科医会

  •  
     
     
     

    沖縄県小児保健協会

  •  
     
     
     

    日本精神神経学会

  •  
     
     
     

    日本睡眠学会

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研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 精神病

  • 神経発達症

  • 摂食障害

  • 児童精神

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 精神神経科学

取得資格 【 表示 / 非表示

  • 医師

  • 日本精神神経学会指導医

  • 子どものこころ指導医

  • 子どものこころ専門医

  • 日本小児心身医学会認定医

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論文 【 表示 / 非表示

  • 精神病状態を呈した20歳未満の外来初診患者の精神病理学および臨床転帰(Psychopathology and clinical outcomes of first-visit outpatients under 20 years old exhibiting a psychotic state)

    Ishibashi Takao, Shinzato Hotaka, Zamami Yu, Shimabukuro Morihiro, Kondo Tsuyoshi

    琉球医学会誌 ( 琉球医学会 )  39 ( 1-4 ) 29 - 40   2020年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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    初診時20歳未満であった精神病、統合失調症(SCZ)、アットリスク精神状態(ARMS)または精神病様症状体験の患者45名(男15名、女30名、初診時年齢中央値15歳)を後方視的に検討した。SCZの前駆段階(ARMSおよび初期SCZ)が全患者の約1/3にみられた。病識のある患者では病識のない患者に比べて機能の全体的評定尺度(GAF)が高く、初期SCZ症状および不安鬱症状の数が多かった。特に、初期SCZ症状は病識の判別因子であった。ARMS患者の36.4%がSCZに移行し、初期SCZ患者の25%が明かなSCZに移行した。抗精神病薬の用量(クロルプロマジン換算mg/day)は、SCZ患者(477±337)およびSCZに移行したARMS患者(364±44)に比べて、移行しなかったARMS患者(100±63)で低かった。最終的な治療転帰として、全患者の62.3%が改善を示した。治療6ヵ月および12ヵ月でのGAFは治療前より上昇した。

  • 自閉スペクトラム症に合併した食物回避性情緒障害の5歳女児例

    石橋 孝勇, 屋良 朝雄, 識名 節子, 城間 直秀

    外来小児科 ( (一社)日本外来小児科学会 )  20 ( 3 ) 353 - 357   2017年11月 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

     概要を見る

    5歳4ヵ月女児。食事拒否を主訴とした。保育園において、集団行動についていけず、注意されることが増え、癇癪が強くなり、突然食事も水分も全く摂取しなくなった。身体所見は口唇乾燥、皮膚ツルゴール低下が認められ、血液検査・尿検査では脱水や低血糖が認められた。発達・心理評価のため、臨床心理士による面談を行った。診察所見や成育歴・経過から、社会的コミュニケーション及び相互関係における持続的障害と限定された反復する様式の行動・興味・活動を認めたことから、自閉症スペクトラム症(ASD)と診断された。拒食については、保育士からの叱責や母親の多忙により、母子の共有時間が確保できず、母子のコミュニケーションが上手くいっていないことから、療育相談を行い、母子が一緒に過ごす時間を多くした。食事量は本人に任せ、不安や過敏さを緩和する目的で、リスペリドン内服薬を併用した。その後、安定して食事摂取が可能となった。6歳2ヵ月時に、WISC-III知能検査にて、ASD特性がうかがえ、白いものしか食べないこだわりがみられ、癇癪が強くなることがあった。リスペリドン内服を再開したところ、症状はやや改善し、現在も定期的な療育相談と内服を継続した。

  • 自閉スペクトラム症に合併した哺育障害の1歳11ヵ月女児例

    石橋 孝勇

    小児保健研究 ( (公社)日本小児保健協会 )  76 ( 5 ) 478 - 481   2017年09月 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

     概要を見る

    乳幼児の哺育障害とは、適切な養育者や十分な食物があるにもかかわらず、十分に食べられない状態が続き、体重が1ヵ月以上増加しないものと定義される。症例は1歳11ヵ月女児。直接授乳しか摂取せず、体重減少を認めたため当院を紹介受診した。対人興味の乏しさや強い感覚の過敏さを認め、自閉スペクトラム症に合併した哺育障害と診断した。母子関係を中心に療育相談を行い、低栄養に対して経管栄養を開始した。療育による育ちの促しと栄養状態の改善により、手を口に入れるようになり、言語・精神の発達を認めた。哺育障害に併存した発達障害の評価を適切に行い、療育面と栄養面の両方からアプローチを行うことが重要であった。(著者抄録)

MISC(その他業績・査読無し論文等) 【 表示 / 非表示

  • 抑うつ性混合状態の重症度と血清バイオマーカーの関連

    大塚 直亮, 新里 輔鷹, 南里 美和子, 甲田 宗良, 座間味 優, 栗原 雄大, 石橋 孝勇, 中村 明文, 近藤 毅

    精神神経学雑誌 ( (公社)日本精神神経学会 )  ( 2021特別号 ) S548 - S548   2021年09月

     

  • Psychopathology and clinical outcomes of first-visit outpatients under 20 years old exhibiting a psychotic state

    Takao Ishibashi, Hotaka Shinzato, Yu Zamami, Morihiro Shimabukuro, Tsuyoshi Kondo

    Ryukyu Medical Journal     2020年  [査読有り]

     

  • 20歳未満の統合失調症関連障害の後方視的分析

    石橋 孝勇, 島袋 盛洋, 近藤 毅

    精神神経学雑誌 ( (公社)日本精神神経学会 )  ( 2019特別号 ) S458 - S458   2019年06月

     

  • 統合失調症認知機能簡易評価尺度日本語版(BACS-J)を用いた、アルコール依存症患者の認知機能の評価

    栗原 雄大, 前上里 泰史, 新城 架乃, 石橋 孝勇, 新里 輔鷹, 甲田 宗良, 中井 美紀, 大鶴 卓, 近藤 毅

    精神神経学雑誌 ( (公社)日本精神神経学会 )  ( 2019特別号 ) S750 - S750   2019年06月

     

  • 抑うつ性混合状態と自閉スペクトラム症との関連

    新里 輔鷹, 栗原 雄大, 石橋 孝勇, 甲田 宗良, 中村 明文, 近藤 毅

    精神神経学雑誌 ( (公社)日本精神神経学会 )  ( 2019特別号 ) S594 - S594   2019年06月

     

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科研費獲得情報 【 表示 / 非表示

  • 不登校の神経発達症児の客観的概日リズム評価と個別化精密治療の開発

    若手研究(S)

    課題番号: 23K14823

    研究期間: 2023年04月  -  2027年03月 

    代表者: 石橋孝勇 

    直接経費: 3,500,000(円)  間接経費: 1,050,000(円)  金額合計: 4,550,000(円)

     概要を見る

    神経発達症児は不登校状態に陥りやすく、概日リズム障害が密接に関与していることが明らかになってきた。近年開発された貼付型深部体温計と活動量計、照度計を組み合わせることで、簡便かつ定量的な概日リズム評価が技術的には可能になった。本研究では、(1)不登校状態の神経発達症児に深部体温計と活動量計、照度計を用いて、概日リズムを定量的に評価し、起立性調節障害などの自律神経症状や抑うつ・不安などの心理症状との関連を明らかにすること、(2)概日リズムの客観評価に基づく個人の概日リズム特性に合わせた、個別化睡眠衛生指導と個別の投与タイミングでのメラトニン治療を行う個別化精密治療の開発を目的とする。