佐久川 裕行 (サクガワ ヒロユキ)

Sakugawa Hiroyuki

写真a

職名

助教(転出・退職)

科研費研究者番号

70898395

現在の所属組織 【 表示 / 非表示

  • 専任   琉球大学   医学部   附属病院   助教  

論文 【 表示 / 非表示

  • Carney complex 1 with PRKAR1A mutations manifesting as multiple repeated skin myxomas: A case report.

    Sakugawa H, Hayashi K, Uema M, Miyagi T, Utsumi D, Yamaguchi S, Takahashi K

    The Journal of dermatology ( Journal of Dermatology )  47 ( 4 ) e122 - e124   2020年04月 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

  • 妊婦に生じた悪性黒色腫の 1 例

    佐久川 裕行, 山口 さやか, 山城 充士, 苅谷 嘉之, 新嘉喜 長, 山本 雄一, 高橋 健造

    西日本皮膚科 ( 日本皮膚科学会西部支部 )  82 ( 2 ) 94 - 98   2020年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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    <p>31 歳,女性。16 歳頃より自覚していた左足底の黒色斑が,妊娠 25 週頃より急速に増大し,隆起してきたため,妊娠 30 週で当科を紹介された。初診時,左足底に 18×10×2 mm の潰瘍を伴う黒色結節があり,悪性黒色腫を考え 10 mm マージンで全切除生検を行った。病理組織学的には,表皮真皮境界部を主体として,豊富なメラニン顆粒を含有し核小体の目立つ異型細胞が胞巣状に増殖しており,末端黒子型の悪性黒色腫と診断した。Tumor thickness は 3 mm,深部断端,側方断端は陰性であった。pT3bNXMX stage Ⅱb 以上の診断で,早期の全身検索および補助化学療法が必要と判断し,妊娠 32 週 4 日に経膣分娩で早期娩出した。胎盤や出生児に転移所見はなかった。出産後,全身検索,センチネルリンパ節生検を行い,末端黒子型悪性黒色腫 stage Ⅱb(pT3bN0M0)と診断し,術後の補助化学療法として,DAV-Feron 療法を 3 クール行い IFN-<i>β </i>の局注射療法を継続している。術後 4 年が経過しているが,再発,転移はない。</p>

  • 高齢者の顔面に発症した毛母腫の1例

    苅谷 嘉之, 﨑枝 薫, 眞鳥 繁隆, 佐久川 裕行, 仲村 郁心, 高橋 健造, 上里 博, 宮城 恒雄

    西日本皮膚科 ( 日本皮膚科学会西部支部 )  79 ( 3 ) 246 - 250   2017年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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    <p>69歳,女性。当科初診の 2 カ月前から急速に増大する右こめかみ部の紅色結節を自覚した。近医皮膚科を受診し,切除目的で当科に紹介された。当科初診時,結節は 14 × 13 mm で,弾性やや硬の表面が平滑な淡紅色のドーム状を呈していた。ダーモスコピー所見で結節は淡紅色を呈し,黄白色内容物が透見された。また,不整な白色線条や不規則に分岐する血管拡張がみられた。生検による病理組織像で毛母腫と診断したが,腫瘍成分に重層扁平上皮を伴っていた。一般に毛母腫は若年者に好発し,正常皮膚に覆われ硬く触れる皮内あるいは皮下結節が多いが,表面に突出する腫瘤など多彩な臨床像を呈することもある。 本稿では高齢者に生じた毛母腫の症例を集計し,また非典型的症例ではダーモスコピー所見が毛母腫の診断に有用である可能性が示唆されたので報告した。</p>

  • 皮膚・皮下型のプロトテコーシスの 1 例

    大平 葵, 山口 さやか, 大久保 優子, 佐久川 裕行, 高橋 健造, 上里 博

    西日本皮膚科 ( 日本皮膚科学会西部支部 )  77 ( 4 ) 378 - 384   2015年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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    症例は 82 歳,女性。初診 8 カ月前より右前腕に紅斑が出現した。近医にてステロイド剤による外用療法を受けていたが,皮疹は拡大し小潰瘍も生じた。病理組織学的所見は真皮から脂肪織にかけて好中球,リンパ球,組織球を主とする高度な炎症細胞浸潤を認め,多数の多核巨細胞も混在し膿瘍と肉芽腫像を示した。巨細胞内に PAS 染色陽性の桑実状・車軸状の胞子囊を認めた。皮膚組織片の培養では黄白色クリーム状の酵母様集落が形成され,ラクトフェノールコットンブルー染色では内部に車軸状の内生胞子を含む胞子囊が確認できた。分離株の糖利用試験と,プロトテカの 18S rRNA 領域のプライマーによる PCR でも,増幅された DNA 断片の塩基配列は <i>Prototheca wickerhamii</i> に一致した。以上の臨床症状および検査所見より本症例を <i>Prototheca wickerhamii</i> による皮膚・皮下型のプロトテコーシスと診断した。 イトラコナゾールの内服治療後約 8 カ月で紅斑は色素沈着を残して消失し,皮膚生検で病原菌培養,PCR 検査ともに陰性を確認して治癒と判断した。1983 年から 2014 年までの本邦におけるプロトテコーシスは 42 症例,皮膚・皮下型プロトテコーシスとしては本症例を含め 35 例が報告されている。本症例は皮膚・皮下型プロトテコーシスの典型的症例であり,ステロイド外用が症状を増悪させた一因と考えた。