仲宗根 素子 (ナカソネ モトコ)

NAKASONE Motoko

写真a

科研費研究者番号

30640643

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 琉球大学 -  博士(医学)  ライフサイエンス / 整形外科学

論文 【 表示 / 非表示

  • Veno-accompanying artery fasciocutaneous flaps following wide excision of soft tissue tumors in the lower legs.

    Aoki Y, Tome Y, Oshiro H, Kinjo M, Okubo H, Nakasone M, Nishida K

    Journal of orthopaedic science : official journal of the Japanese Orthopaedic Association ( Journal of Orthopaedic Science )    2021年07月 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

  • 両側特発性母指ボタンホール変形の1例

    山城 正一郎, 金城 政樹, 金城 忠克, 仲宗根 素子, 大久保 宏貴, 西田 康太郎

    整形外科と災害外科 ( 西日本整形・災害外科学会 )  70 ( 1 ) 111 - 114   2021年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

     概要を見る

    <p>【はじめに】母指ボタンホール変形は,関節リウマチ(RA),外傷などに起因することが多い.両側長母指伸筋(EPL)腱,短母指伸筋(EPB)腱の脱臼から生じた特発例を報告する.【症例】59歳女性,主婦.誘因なく10年前より両母指変形を自覚し,徐々に進行した.1年前から両母指MP関節の自動伸展が困難となった.外傷歴なく,RA検査は陰性であった.両母指MP関節屈曲時にEPL腱とEPB腱が尺側へ脱臼し,左側はMP関節屈曲位からの自動伸展は不可で,左母指からwide awake surgeryで行った.関節包を縫縮して亜脱臼を整復.EPB腱を停止部で切離し,術中MP関節伸展0°屈曲45°が可能な緊張で再縫着,EPL腱と側々縫合し橈側伸筋腱帽を縫縮した.術後MP関節鋼線・ギプス固定後,術後5週で自動運動,8週から他動運動開始した.9か月後に右側の手術を行った.左側術後3年,右側術後2年3か月で両側MP関節自動伸展可能であり,変形の再発は認めていない.</p>

  • 小児足趾不全切断の 2 例

    大中 敬子, 普天間 朝上, 金城 政樹, 大久保 宏貴, 仲宗根 素子, 金谷 文則

    日本マイクロサージャリー学会会誌 ( 日本マイクロサージャリー学会 )  33 ( 1 ) 19 - 23   2020年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

     概要を見る

    <p>Traumatic toe amputation has been rarely reported because of the limited number of cases, difficulty of the operative procedure and fewer problems with the absence of toes than fingers. We report toe amputation in 2 children. Case 1: A 15-year-old girl with crush type, Ishikawa classification subzoneⅡ, incomplete amputation of the first toe underwent revascularization with a vein graft. Skin necrosis was observed at the crush zone, and skin grafting was required after debridement and artificial dermis transplant. Case 2: A 7-year-old girl with crush type, Ishikawa classification subzoneⅡ, incomplete amputation of the fifth toe underwent revascularization. Skin necrosis was observed at the tip of the toe and the distal phalanx was resorbed partially, but the toe survived.</p>

  • 上腕二頭筋腱遠位皮下断裂の治療経験

    大久保 宏貴, 大中 敬子, 仲宗根 素子, 金城 政樹, 西田 康太郎

    日本肘関節学会雑誌 ( 日本肘関節学会 )  27 ( 2 ) 189 - 192   2020年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

     概要を見る

    上腕二頭筋腱遠位皮下断裂は稀な外傷で,保存療法では肘屈曲力と前腕回外力が低下するため手術療法が推奨される.【対象と方法】症例は4例の男性で,年齢は平均54歳であった.手術は2-incision法にて施行し術後観察期間は平均7か月であった.手術待機期間, MRI矢状断画像での上腕骨小頭遠位端から腱断端までの距離,一次縫着の可否,最終観察時の肘関節可動域と筋力,術後合併症を調査した.【結果】待機期間は平均21.2日,腱短縮距離は平均6.2cmであった.3例は一次縫着が可能であったが ,1例に腱移植を用いた再建術を施行した.全例において肘関節可動域と屈曲力は健側と同等であった.前腕回外力はMMT4であったが日常生活や仕事に支障はなかった.1例に後骨間神経麻痺を認めたが完全回復した.【まとめ】2-incisionでの修復術,再建術は共に短期成績は良好であった.

  • 上腕骨の穿孔,骨欠損に対して腸骨移植を併用して人工肘関節再置換術を施行したRA肘の3例

    金城 政樹, 大久保 宏貴, 大中 敬子, 仲宗根 素子, 西田 康太郎

    日本肘関節学会雑誌 ( 日本肘関節学会 )  27 ( 2 ) 345 - 349   2020年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

     概要を見る

    RA 肘への Kudo-type5TEA 術後に上腕コンポーネントのゆるみが原因で,顆部の骨欠損を再建,尺側コンポーネントを温存して再置換術施行.【症例 1】 73 歳女性. Xp像でコンポーネントの前方偏位,内側顆欠損.内側顆を bi-cortical 腸骨で再建し,前方偏位部に皮質骨,海綿骨を充填して骨セメント設置.【症例 2】 66 歳女性. Xp像で上腕骨前方の穿孔,約 14mm の沈み込み.顆部中央に約 3.5 x 4.0cm 骨欠損.採型した bi-cortical 腸骨の髄腔内にステムを通し,コンポーネント頚部内に噛み込ませて顆部中央に設置した.【症例 3】 64 歳女性. Xp 像で上腕骨前方の穿孔,約11mm の沈み込みあり.顆部中央に約 3.5 x 3.5cm の骨欠損を認めた.症例 2 と同様に再置換術を施行した.短期であるが経過は良好である.

全件表示 >>