職名 |
教授 |
科研費研究者番号 |
40222369 |
ホームページ |
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プロフィール |
琉球列島は生物多様性のホットスポットとして国際的にも有名です。様々な分類群で、今も新種や未記載種の発見が続いています。この生物多様性を研究する「自然史分野」に比べ、沖縄の生物を使って普遍性を探究する「生命科学分野」の研究は未熟です。1992年に沖縄に赴任して以降、フィールド(陸上、土壌、浅海、深海)で見られるマクロ事象と、実験室で観察されるミクロ現象の橋渡しをする「境界領域」の研究を続けてきました。植物ポリフェノールの抗酸化機能研究は、植物生理学、食品化学、薬学などの複合領域にまたがるもので、始まりは派手な彩りを持つ熱帯植物を材料としたものでした。サンゴや藻類を用いて生物の高温障害機構を探究し、一酸化窒素NOおよび活性窒素の生成メカニズムを明らかにしてきました。今後も、沖縄の生き物を使って、モデル生物では見えない「新しい生命現象」を発信していきたいと考えています。 |
山崎 秀雄 (ヤマサキ ヒデオ)
Yamasaki Hideo
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現在の所属組織 【 表示 / 非表示 】
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併任 琉球大学 理工学研究科 海洋自然科学専攻 教授
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併任 琉球大学 理工学研究科 海洋環境学専攻 教授
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専任 琉球大学 理学部 海洋自然科学科 教授
出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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1985年04月-1987年03月
九州大学 理学研究科 生物学 修士課程 修了
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1987年04月-1991年11月
九州大学 理学研究科 生物学 博士課程 修了
職歴 【 表示 / 非表示 】
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1990年04月-1992年03月
日本学術振興会 特別研究員
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1992年04月-1996年06月
琉球大学 理学部 生物学科 生理生化学講座 助手
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1996年07月-2000年06月
琉球大学 理学部 海洋自然科学科 熱帯生命機能学講座、 助教授
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1997年04月-1998年03月
オーストラリア国立大学 生物科学研究所 客員研究員
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2000年07月-2005年07月
琉球大学 遺伝子実験センター 教授
研究分野 【 表示 / 非表示 】
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環境・農学 / ランドスケープ科学
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ライフサイエンス / 植物分子、生理科学
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環境・農学 / 環境負荷低減技術、保全修復技術
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環境・農学 / 作物生産科学
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ライフサイエンス / 栄養学、健康科学
論文 【 表示 / 非表示 】
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Yamasaki H, Imai H, Tanaka A, Otaki JM
Microorganisms ( Microorganisms ) 11 ( 2 ) 397 2023年02月 [ 査読有り ]
掲載種別: 研究論文(学術雑誌)
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Phytochemical Antioxidants: Past, Present and Future
Yasuko Sakihama, Hideo Yamasaki
Antioxidants - Benefits, Sources, Mechanisms of Action ( IntechOpen ) 2021年01月 [ 査読有り ]
掲載種別: 研究論文(その他学術会議資料等)
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Yamasaki H
Nitric oxide : biology and chemistry ( Elsevier BV ) 103 29 - 30 2020年10月 [ 査読有り ]
掲載種別: 研究論文(学術雑誌)
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Yamasaki H, Ogura MP, Kingjoe KA, Cohen MF
Antioxidants ( Antioxidants ) 8 ( 9 ) 2019年09月 [ 査読有り ]
掲載種別: 研究論文(学術雑誌)
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Dynamics of nitrite content in fresh spinach leaves: evidence for nitrite formation caused by microbial nitrate reductase activity
Naoko S Watanabe, Hideo Yamasaki
Journal of Nutrition & Food Sciences 7 1 - 7 2017年02月 [ 査読有り ]
掲載種別: 研究論文(学術雑誌)
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著書 【 表示 / 非表示 】
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Antioxidants - Benefits, Sources, Mechanisms of Action
Sakihama Y, Yamasaki H ( 担当: 分担執筆 , 担当範囲: Phytochemical Antioxidants: Past, Present and Future )
IntechOpen 2021年01月
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Plant organ abscission: from models to crops
Michael F Cohen, Sushma Gurung, Giovanni Birarda, Hoi-Ying N Holman, Hideo Yamasaki ( 担当: 共著 , 担当範囲: Bimodal effect of hydrogen peroxide and oxidative events in nitrite-induced rapid root abscission by the water fern Azolla pinnata )
Frontiers in Plant Science 2017年 ( ページ数: 271 , 担当ページ: p.237-244 )
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Oxidative stress in applied basic research and clinical practice: studies on pediatric disorders
Yamasaki H, Watanabe NS, Fukuto J, Cohen MF ( 担当: 共著 , 担当範囲: Nitrite-dependent nitric oxide production pathway: diversity of NO production systems, )
Springer 2014年 ( ページ数: 494 , 担当ページ: p.35-54 )
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やわらかい南の学と思想4・普遍への牽引力
大城貞俊, 大城肇, 親川兼勇, 山崎秀雄, 川本康博, 喜納育江 ( 担当: 共編著 )
沖縄タイムス 2012年03月 ( ページ数: 351 )
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Annual Plant Reviews Volume 42, Nitrogen Metabolism plants in the Post-Genomic Era
Yamasaki H, Itoh RD, Bouchard JN, Dghim AA, Hossain KK, Gurung, S, Cohen MF ( 担当: 共著 , 担当範囲: Nitric oxide synthase-like activities in plants )
Wiley-Blackwell Publishing 2011年 ( ページ数: 384 , 担当ページ: p.103-125 )
MISC(その他業績・査読無し論文等) 【 表示 / 非表示 】
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新型コロナ禍の医食同源:感染予防におけるビタミンCの多機能性
山崎秀雄
化学と生物 59 ( 4 ) 165 - 167 2021年04月 [査読有り]
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Nitric oxide research, a key to integrate life and environmental sciences
Hideo Yamasaki
Proceedings of US Japan Society for the Promotion of Science Alumni Association ( US JSPS Alumni Association ) 14 - 15 2011年03月
研究発表等の成果普及活動 【 表示 / 非表示 】
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Escaping troubled waters: An animal-like stimulus-response behavior in a model plant
Michael F Cohen, Hideo Yamasaki
The 12th International NO Conference 2022年10月 - 2022年11月
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植物一酸化窒素NO研究の現在・過去・未来
山崎秀雄
2019年度日本農芸化学会大会 (東京) 2019年03月 - 2019年03月
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Yin-Yang of bioactive gaseous molecules: Bridging the gap between Western science and traditional Eastern philosophies
Hideo Yamasaki
Special Lecture (Chinese Culture University, Taiwan) 2018年05月 - 2018年05月
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ONS biology for bridging the gaps
Hideo Yamasaki
9th International Conference on the Biology, Chemistry, and Therapeutic Applications of Nitric Oxide (Sendai International Center, Sendai, Japan) 2016年05月 - 2016年05月
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Nitric oxide research in living organisms
Hideo Yamasaki
Special Lecture (Chinese Culture University, Taiwan) 2014年11月 - 2014年11月
科研費獲得情報 【 表示 / 非表示 】
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基盤研究(C)
課題番号: 19K06339
研究期間: 2019年04月 - 2022年03月
代表者: 山崎秀雄
直接経費: 3,300,000(円) 間接経費: 990,000(円) 金額合計: 4,290,000(円)
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基盤研究(B)
課題番号: 15H02843
研究期間: 2015年04月 - 2018年03月
代表者: 山崎秀雄 研究分担者: 山城 秀之 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (80341676) 須田 彰一郎 琉球大学, 理学部, 教授 (00359986) 日高 道雄 琉球大学, 理学部, 教授 (00128498)
直接経費: 13,000,000(円) 間接経費: 3,900,000(円) 金額合計: 16,900,000(円)
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基盤研究(B)
課題番号: 00000000
研究期間: 2015年04月 - 2018年03月
代表者: 山崎秀雄, 山城 秀之, 熱帯生物圏研究センター, 須田 彰一郎, 理学部, 日高 道雄, 理学部
直接経費: 13,000,000(円) 間接経費: 16,900,000(円) 金額合計: 3,900,000(円)
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基盤研究(B)
課題番号: 23310025
研究期間: 2011年04月 - 2014年03月
代表者: 山崎秀雄 研究分担者: 須田 彰一郎 琉球大学, 理学部, 教授 (00359986)
直接経費: 9,700,000(円) 間接経費: 2,910,000(円) 金額合計: 12,610,000(円)
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サンゴ礁生態系基礎生物のストレス耐性・分布・生態系フィードバックに関する総合研究
特別研究員奨励費
課題番号: 07J01622
研究期間: 2007年04月 - 2010年03月
代表者: 中村崇
直接経費: 3,300,000(円) 金額合計: 3,300,000(円)
その他研究費獲得情報 【 表示 / 非表示 】
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University of Northern British Columbia (UNBC)との国際教育研究連携の可能性調査
研究費種類: 学内助成(後援会・財団含む) 参画方法: 研究代表者
研究種別: 研究助成 事業名: 琉球大学超域研究
研究期間: 2009年04月 - 2010年03月
代表者: 山崎秀雄 資金配分機関: 琉球大学
直接経費: 1,000,000(円) 金額合計: 1,000,000(円)
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研究費種類: 公的研究費(省庁・独法・大学等) 参画方法: 研究分担者
研究種別: 受託研究 事業名: 地下浸透海水を利用した低コストサンゴ生産による環境保全技術の開発、及び生態系リサイクル養殖システムによる高商品価値の水産物養殖技術の開発
研究期間: 2005年04月 - 2006年03月
代表者: 諸喜田茂充 資金配分機関: 沖縄県
直接経費: 3,000,000(円) 金額合計: 3,000,000(円)
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地球温暖化の影響と対策
研究費種類: 学内助成(後援会・財団含む) 参画方法: 研究代表者
研究種別: 研究助成 事業名: 琉球大学学内重点化研究経費
研究期間: 2003年04月 - 2005年03月
代表者: 山崎秀雄 資金配分機関: 琉球大学
直接経費: 2,000,000(円) 金額合計: 2,000,000(円)
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薬草および抗酸化成分の活性窒素消去作用
研究費種類: 公的研究費(省庁・独法・大学等) 参画方法: 研究分担者
研究種別: 受託研究 事業名: 沖縄産薬草を活用した独創的な生活習慣病予防食品の開発
研究期間: 2002年04月 - 2003年03月
代表者: 安仁屋洋子 資金配分機関: 沖縄県
直接経費: 1,160,000(円) 金額合計: 1,160,000(円)
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熱帯・亜熱帯生物の機能探索とその活用
研究費種類: 公的研究費(省庁・独法・大学等) 参画方法: 研究分担者
研究種別: 研究助成 事業名: 平成12年度内閣府委託調査研究 亜熱帯特性研究プロジェクト
研究期間: 2000年04月 - 2001年03月
代表者: 亜熱帯総合研究所 資金配分機関: 内閣府
直接経費: 200,000(円) 金額合計: 200,000(円)
担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示 】
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2019年度 熱帯生物科学概論 講義
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2019年度 生物学Ⅱ 講義
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2019年度 Oxygen Biology 講義
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2019年度 Stress Physiology 講義
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2019年度 酸素大気適応機構論 講義
学外の社会活動(高大・地域連携等) 【 表示 / 非表示 】
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マッチングプランナープログラム専門委員
国立研究開発法人科学技術振興機構
2015年07月-2017年03月 -
起業評価委員会委員
沖縄工業高等専門学校
2015年07月-2017年03月 -
沖縄科学技術大学院大学(OIST) 評議員 (BOC)
沖縄科学技術大学院大学(OIST)
2014年11月-継続中 -
沖縄県公害審査会 会長代理
沖縄県
2014年08月-継続中 -
自然環境再生指針検討委員 委員長
(有)沖縄環境地域コンサルタント
2012年09月-2015年03月
学術貢献活動 【 表示 / 非表示 】
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日本NO学会 理事
日本NO学会
2016年6月-現在 -
沖縄科学技術大学院大学(OIST) 評議員 (BOC)
沖縄科学技術大学院大学(OIST)
2014年11月-現在 -
沖縄県公害審査会 会長代理
沖縄県
2014年8月-現在 -
日本植物学会 代議員
日本植物学会
2013年1月-2018年12月種別:学会・研究会等
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沖縄県産業振興公社 評議員
沖縄県産業振興公社
2012年5月-2013年3月