斉藤 美加 (サイトウ ミカ)

Saito Mika

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職名

助教

科研費研究者番号

90235078

現在の所属組織 【 表示 / 非表示

  • 専任   琉球大学   医学研究科   助教  

出身大学 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    2004年03月

    日本福祉大学   その他の学部   地域研究   その他

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 北海道大学 -  博士(獣医学)  その他 / その他

  • 北海道大学 -  修士(獣医学)  その他 / その他

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 熱帯医学,人獣共通感染症,新興再興感染症,疫学,フラビウイルス,フラビウイルス,リスク評価

  • 新興再興感染症

  • 人獣共通感染症

  • ワンヘルス

  • フラビウイルス

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 獣医学

  • ライフサイエンス / 衛生学、公衆衛生学分野:実験系を含む

  • ライフサイエンス / ウイルス学

  • ライフサイエンス / ウイルス学

論文 【 表示 / 非表示

  • Kozen Yoshino's experimental infections with Taenia solium tapeworms: An experiment never to be repeated.

    Ito A, Saito M, Donadeu M, Lightowlers MW

    Acta tropica ( Acta Tropica )  205   105378   2020年05月 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

  • Serologic and Virologic Studies of an Imported Dengue Case Occurring in 2014 in Okinawa, Japan

    Saito Mika, Tamayose Maki, Miyagi Kazuya, Takaragawa Hiroo, Tateyama Masao, Tadano Masayuki, Fujita Jiro

    Japanese Journal of Infectious Diseases ( 国立感染症研究所 Japanese Journal of Infectious Diseases 編集委員会 )  69 ( 1 ) 60 - 65   2016年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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    After returning from Bali, Indonesia, in February 2014, a 72-year-old man was hospitalized in Okinawa owing to a high fever and rash. Dengue was clinically suspected, and the patient tested positive for IgM against dengue using a commercial kit. Serologically, the patient showed secondary seroreactivity. Significant increases in neutralization titers (N-titers) against all 4 serotypes of dengue virus (DENV) and Japanese encephalitis virus (JEV) strains were recognized in convalescent-phase sera comparing to acute phase sera. The N-titer against DENV serotype 1 (DENV-1) was the highest among all DENV serotypes. Interestingly, the N-titers against JEV strains were significantly higher than those against all types of DENV comparing to acute phase sera. The virus was isolated from the acute-phase serum and identified as DENV-1 and designated RD14/Okinawa. The patient's symptoms were due to DENV-1 infection. Phylogenetic sequencing analysis indicated that the isolate RD14/Okinawa belonged to genotype I of DENV-1, which is closely related to the Southeast Asian strains and isolates found during the dengue outbreak in Japan in 2014. We should undertake control measures against dengue in Okinawa, which is a subtropical area with <i>Aedes albopictus</i> activity throughout year.

  • 紀伊半島大台ヶ原のニホンジカ<i>Cervus nippon </i>の日本脳炎ウイルス抗体保有状況

    斉藤 美加, 荒木 良太, 鳥居 春己, 浅川 満彦

    日本野生動物医学会誌 ( 日本野生動物医学会 )  20 ( 3 ) 41 - 45   2015年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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    日本脳炎ウイルス(JEV)感染リスク評価の一環で, 2009年と 2010年に紀伊半島大台ヶ原で捕獲されたニホンジカ<i> Cervus nippon</i>(以下,シカ)の JEV抗体保有状況を調査した。JEV,Oki431S株に対し 87頭中 9頭(10.3%)が,Beijing-1株に対し 1頭( 1.1%)が抗体を保有し,年齢階層が高くなるに従い,抗体保有率の上昇傾向がみられた。これらより,シカに JEVに対する感受性がある事,大台ヶ原で JEV感染環が成立し, JEVの活動は低いが常在している地域である事が強く示唆された。

  • Epidemiological study of Japanese encephalitis virus in Vientiane, Lao PDR, in 1990s.

    Saito M, Soukaloun D, Phongsavath K, Phommasack B, Makino Y

    TheScientificWorldJournal ( Hindawi Publishing Corporation )  2015   235934 - 12   2015年 [ 査読有り ]

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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    Phylogenetic analysis of Japanese encephalitis virus (JEV) was conducted using core-premembrane and envelope gene sequence data of two strains from Vientiane, Lao People's Democratic Republic, in 1993 and five from Okinawa, Japan, in 2002 and 2003, and previously published strains. The two Vientiane strains designated as LaVS56 and LaVS145 belonged to genotype 1 (G1) and the same subcluster of G1 as Australian strain in 2000, Thai strains in 1982-1985 and 2004-2005, and Vietnamese strain in 2005, but were distinct from the subcluster of recently distributing G1 strains widely in Asia including Okinawan strains and recent Lao strain in 2009. These clusters with own distinct distributions indicated involvements of different mechanisms and routes of spreading viruses and clarified that Australian G1 strain is from Southeast Asia, not from East Asia. Both Vientiane strains were antigenically close to P19-Br (G1, isolate, Thailand), but distinct from Nakayama (G3, prototype strain, Japan), Beijing-1 (G3, laboratory strain, China), and JaGAr#01 (G3, laboratory strain, Japan), demonstrated by cross-neutralization tests using polyclonal antisera. These results together with seroepidemiologic study conducted in Vientiane strongly suggest that diversified JEV cocirculated there in early 1990s.

  • 北海道におけるアイガモの寄生蠕虫類検査.

    吉野智生、遠藤大二、大沼 学、長 雄一、斎藤美加、桑名 貴、浅川満彦.

    その他の掲載誌 ( 獣医疫学会誌 )  15 ( 19 ) in press   2011年

    掲載種別: 研究論文(学術雑誌)

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著書 【 表示 / 非表示

  • ヤキーヌシマの物語ー八重山からマラリアがなくなるまでー

    斉藤美加, 佐伯光子, 諸見志津子 ( 担当: 共著 )

    弥生印刷  2022年04月

  • 多言語版ストーリーマップ「八重山のマラリア史」 日本語、英語、スペイン語、中国語

    斉藤美加, Khew Ee Hung ( 担当: 編著 )

    Esri  2022年04月

  • 島嶼地域科学を拓く : 問い直す環境・社会・歴史の実践

    斉藤美加 ( 担当: 分担執筆 , 担当範囲: 八重山のゼロマラリア )

    ミネルヴァ書房  2022年03月 ( ページ数: ix, 183p )

  • SDGs教材をつくる10のアイデア~沖縄編

    チームがじゃん ( 担当: 分担執筆 , 担当範囲: 八重山のマラリアの歴史から平和を考えよう~コロナの今だから~ )

    認定特定非営利活動法人 開発教育協会(DEAR)  2022年02月

  • 八重山のマラリア史

    斉藤 美加 ( 担当: 単著 )

    ESRI  2019年06月

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MISC(その他業績・査読無し論文等) 【 表示 / 非表示

  • Zero マラリア2030キャンペーン

    斉藤美加

    八重山毎日新聞 誘い     2022年06月

     

  • 八重山のマラリア対策の歴史

    斉藤美加

    八重山毎日新聞     2020年04月

     

  • 新型コロナパンデミック なぜ、八重山のマラリアは撲滅できたか

    斉藤美加

    琉球新報 文化欄     2020年04月

     

  • 優先度高いのか疑問

    斉藤美加

    沖縄タイムス 社会     2020年02月

     

  • 平成29年度沖縄感染症研究拠点形成促進事業(感染症媒介生物分野)「動物媒介性感染症対策の沖縄での施策提言とネットワーク形成に関する研究」

    斉藤 美加

    委託業務成果報告書     2018年03月

     

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研究発表等の成果普及活動 【 表示 / 非表示

  • THE POTENTIAL OF ON-LINE CITIZEN SCIENCE APPLICATION FOR COMMUNITY-PARTICIPATORY MONITORING OF MOSQUITOES, DEVELOPED IN THIS STUDY.

    Mika Saito, Takashi Ono, Kanna Oikawa, Masami Kaneko, Ken-Taro Sekine, Miyuki Shimabukuro

    Joint International Tropical Medicine Meeting2022  2022年12月  -  2022年12月   

  • シチズンサイエンス実践による蚊媒介感染症対策 - ボウフラ調査アプリ開発が広げる可能性の考察

    斉藤美加, 小野貴司, 島袋美由紀, 関根健太郎, 及川環奈, 金子正美

    第63回日本熱帯医学会  2022年10月  -  2022年10月   

  • 八重山のゼロマラリア達成から60年ー石碑と説明板建立に期待するもの

    斉藤美加

    第63回日本熱帯医学会  2022年10月  -  2022年10月   

  • シチズンサイエンス実践による蚊媒介感染症対策の取り組み–ボウフラ調査 アプリ開発

    小野貴司, 及川環奈, 門 郁美, 関根健太郎, 島袋美由紀, 金子正美, 斉藤美加

    第 56 回日本脳炎ウイルス生態学研究会  2022年06月  -  2022年06月   

  • Lessons Learned from the History of the Malaria Elimination in Yaeyama, Okinawa, Japan - in Order to Overcome the Era of Infectious Diseases

    Mika SAITO

    Joint International Tropical Medicine Meeting  2021年12月  -  2021年12月   

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科研費獲得情報 【 表示 / 非表示

  • 市民科学と時空間解析よるCOVID-19流行時のデング熱発生リスク評価の研究

    国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

    課題番号: 20KK0223

    研究期間: 2020年10月  -  2025年03月 

    代表者: 小林 潤, 竹内 理恵, 川村 真也, CarabeoMedina JohnRobert, 斉藤 美加 

    直接経費: 14,300,000(円)  間接経費: 18,590,000(円)  金額合計: 4,290,000(円)

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    本研究は、フィリピン統合疾病サーベイランスシステム(Philippine Integrated Disease Surveillance System and Response (PIDSR))で2010年から2022年の13年間に収集されたデング熱発生件数データと気象データをもとに、フィリピン都市部のQuezon Cityと農村部のPuerto Princesa Cityを研究対象地域とし、熱性疾患鑑別診断、疫学パターンの解析、ベクター媒介蚊分布調査、および学校保健を基盤としたリスクコミュニケーションの強化を実施する計画である。フィリピン保健省から入手したマニラ都市圏Quezon Cityの過去10年のデータを解析し、ホットスポットの存在を明らかにした。現在、新型コロナ感染症のデング熱発生の影響を世界レベルとマニラ首都圏で分析しているが、この知見を基に考察を加えることで論文化を行っている。フィリピン側と研究計画詳細について討議を行い、フィリピン都市部のQuezon Cityと農村部のPuerto Princesa Cityを予定していたが、農村部は実現可能性を検討した結果、離島でなく都市部調査地の首都マニラがある同じルソン島に位置するパンパンガ州に変更した。両地区を管轄する教育省と保健省の許可を正式にとり、フィリピンの倫理委員会に申請し審査結果承諾を得た。教育省との議論によって、調査対象学校の選択をし、プレテストが開始された。これによってデング熱に関する教師のリテラシーに関する質問紙は最終化され、今後本調査が行われる予定である。さらに学校保健を基盤とした市民科学を利用したベクター媒介蚊調査に関しては新たにプロポーザルの作成を開始するとともに、蚊調査に使用するアプリケーションの開発を開始した。

  • 八重山のマラリア撲滅に果たした「サイエンス」の役割の社会学的調査と検証

    挑戦的研究(萌芽)

    課題番号: 20K20732

    研究期間: 2020年07月  -  2023年03月 

    代表者: 斉藤 美加, 小林 潤 

    直接経費: 4,400,000(円)  間接経費: 5,720,000(円)  金額合計: 1,320,000(円)

     概要を見る

    本研究ではマラリア撲滅の成功の鍵を握ったのはサイエンスの力であったという仮説を検証するため、聞き取り調査、文献調査、データ解析、ワークショップによる実践を行う。本年度は特にマラリア対策の歴史分析を行い、I期 戦前 II期 戦時中 III期 戦後から1950年まで IV期 1950-1956 移民マラリア V1957-1962 ウイラープラン実施期とし、III期IV期v期における自助・互助・共助・公助の役割と島嶼の視点から感染症の歴史とレジリエンスについて分析した。 1.<自助・互助・共助・公助の役割> Covid-19において注目を浴びた言葉に「自助・互助・共助・公助」がある。自助・互助・共助・公助の定義から捉え直し、八重山のマラリア史において、それらがどのように働いたのか、働かなかったのか、各時代で分析した。 2.<レジリエンス> 昨年より、科学的管理、順応的管理の両輪が感染症対策には必要ではなかったかと仮定し、分析を行っている。特に科学を理解するリーダーの不在期 IV期 を順応的管理期とし、この時代、一部の保健所職員が、自分たちの力で事態を乗り越えようと奔走し、他島からの移民と信頼関係を築いている。また、リーダーの決定を待たずに、他の島(行政)からの抗マラリア薬支援を取り付けるなど、狭い島民意識を超えた結びつきがみられ、レジリエンスを獲得していったと考える。 3.<史実の実証―現代に生かす>Covidー19パンデミックに象徴される感染症の時代にあり、感染症対策の歴史を現代に伝えることの意義は大きく、2022年、ゼロマラリアから60周年を記念し、研究アウトリーチ活動の一貫で、石碑や説明板の設置を計画している。すでに、小学校での平和学習や、各種イベント、八重山のマラリアの歴史の絵本づくりなどを行い、歴史を伝えていく活動を行う。

  • がじゃんfreeの地域づくりー住民による蚊媒介性感染症対策の構築

    ■■■

    課題番号: 00000000

    研究期間: 2019年04月  -  2020年03月 

    代表者: 斉藤 美加 

    直接経費: 0(円)  間接経費: 0(円)  金額合計: 0(円)

  • 「蚊媒介性感染症から考えるシチズンサイエンスの可能性」

    ■■■

    課題番号: 00000000

    研究期間: 2018年07月  -  2020年03月 

    代表者: 斉藤 美加 

    直接経費: 0(円)  間接経費: 0(円)  金額合計: 0(円)

  • 沖縄に生息する感染症媒介蚊の画像認証システム構築

    ■■■

    課題番号: 00000000

    研究期間: 2018年07月  -  2019年03月 

    代表者: 斉藤 美加 

    直接経費: 0(円)  間接経費: 0(円)  金額合計: 0(円)

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共同研究実施実績 【 表示 / 非表示

  • 野鳥病原体感染のリスク評価研究

    研究期間: 2006年10月  -  2009年03月 

    資金配分機関: 酪農学園大学

  • 沖縄島に生息するジャワマングースと感染症

    研究期間: 2004年10月  -  継続中 

    資金配分機関: 森林総研

SDGs 【 表示 / 非表示

  • 蚊媒介性感染症対策における伝統知と科学知の融合?おばあの知恵が高める災害後のレジリエンスー