KINJO Mitsuru

写真a

Title

Professor

Researcher Number(JSPS Kakenhi)

10886154

Current Affiliation Organization 【 display / non-display

  • Duty   University of the Ryukyus   Graduate School of Education   Professional Teacher Education   Professor  

Graduate School 【 display / non-display

  •  
    -
    1993.03

    University of the Ryukyus  Graduate School, Division of Education  Master's Course  Completed

Research Interests 【 display / non-display

  • 美術教育

  • 映像・音楽制作のICT教育

  • アートプロジェクト

Published Papers 【 display / non-display

  • 工業高校デザイン科の課題研究―電子書籍型教材の作成とクラウド化の試み―

    金城 満, 小池 亜由美, 杉尾 幸司

    デジタル教科書研究 ( 日本デジタル教科書学会 )  5 ( 0 ) 21 - 35   2018 [ Peer Review Accepted ]

    Type of publication: Research paper (scientific journal)

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    <p>本実践は,生徒にICT機器を効果的に活用させ,協働的な活動をとおして,情報を収集・整理・発信するなどの「探究的な能力」の育成を目的に行った.対象は,工業高校デザイン科3年で,題材は課題研究における卒業作品展に関する全記録であった.具体的には,作品や制作過程等の記録を,電子書籍型教材として整理させて情報の一体化を図り,さらに,クラウド化により活用環境をひろげた.また,その教材を使用しての発表会と,その後のアンケート調査の分析から問題点を検証し,今後の指導方法の改善内容を明確にできた.このことから,工業高校デザイン科において,電子書籍型教材の作成やクラウド化の取り組みは,探究的な能力の育成に一定の効果があることが明らかになった.</p>

  • 「社会人基礎力」育成のためのキャリア教育の実践 -ICT教材を活用した高校生による模擬店運営の試み-

    金城 満, 杉尾 幸司

    教育情報研究 ( 日本教育情報学会 )  33 ( 2 ) 17 - 30   2017 [ Peer Review Accepted ]

    Type of publication: Research paper (scientific journal)

     View Summary

    工業高校におけるデザイン教育とキャリア教育との共通部分に注目して, 学校行事における高校生の模擬店(Cafe)の企画・運営の実践をとおして,「社会人基礎力」の育成を図る実践研究を行った.具体的には,事前学習のためのICT教材を開発して実践前に必要な知識技術を学ばせた後,実際のCafe運営を体験させた.ICT教材の内容は,「社会から求められている能力」,「コミュニケーションとは」,「デザインの定義」,「社会人基礎力とは」,「マーケティング」,「アクティブラーニング(協調学習・ジグソー法)」,「コーヒー焙煎・抽出方法」の7項目から構成されている.Cafe運営実施前,実施後のアンケート調査からは,事前学習と実施体験が,知識と体験を一体化させる効果を生み,本実践が社会人基礎力の育成に効果的であり,デザイン教育と連携した取り組みがキャリア教育としての効果を向上させ,社会人基礎力の育成に生かせることが明らかになった.

  • ICT活用と授業形態の組み合わせ効果:映像制作に関する教材開発と実践

    金城 満, 杉尾 幸司

    美術教育学:美術科教育学会誌 ( 美術科教育学会 )  38 ( 0 ) 193 - 204   2017 [ Peer Review Accepted ]

    Type of publication: Research paper (scientific journal)

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    本稿は,映像制作を題材としたICT教材の開発と,それを活用した授業形態の組み合わせ効果に関する実践報告である。開発した教材は,ICTを活用する事により,映像制作に必要な知識技能を,過去の優れた生徒参考作品等をもとに段階を踏んで学べる等の特徴を持ち,多様な授業形態への活用が期待できる。この教材と,一斉,個別,グループ学習等の授業形態とを組み合わせた授業を実施し,生徒へのアンケート調査や複数教師による生徒の映像作品の評価等から,ICT活用と授業形態の組み合わせ効果を検証した。その結果,開発したICT教材は「協調学習」を主軸に,それらを補完する「反転授業」,「デザイン思考」等の授業形態との組み合わせによって効果を発揮することが明らかになった。

  • 郷土の伝統文化を活用したデジタル教材の開発 ―琉球音階による音楽制作(DTM)の実践―

    金城 満, 杉尾 幸司

    デジタル教科書研究 ( 日本デジタル教科書学会 )  3 ( 0 ) 41 - 57   2016 [ Peer Review Accepted ]

    Type of publication: Research paper (scientific journal)

     View Summary

    <p>ICT技術の進展によって,作曲と演奏という専門性の高い技能が無ければイメージを形にする事が難しかった「音楽」を,専門知識が無い高校生でもDTMの技術を学ぶことによって,身近な表現手段にする事が可能になっている。筆者らは工業高校デザイン科において,DTMに手軽に取り組むためのデジタル教材の開発と,それを使用した実践を行った。内容は①基本実習(基本原理と操作),②課題曲実習(MIDI音源の使用),③応用発展(琉球音階を素材に),④まとめ(出力/発展)の4段階である。このデジタル教材の効果として,楽曲を自作できるため著作権の問題を気にする必要がなくなり,映像制作での使用や学校行事への応用等,発表の機会が増した。また様々な授業形態との組合せ効果についても述べる。</p>

Books 【 display / non-display

  • Voices of the Stones...Born of an Act of Expression

    ( Part: Single Author )

    2007.09

SDGs 【 display / non-display

  • アートでの平和教育